福島県産「福、笑い」、新たな収穫の季節
令和7年9月22日、福島県いわき市の沼部町にて、福島県の晴れのトップブランド米「福、笑い」の収穫が始まりました。この日、参加したのは福島県知事・内堀雅雄氏をはじめ、いわき福、笑い研究会のメンバー、さらに俳優の峰平朔良さんやふくしまライシーホワイトの荒木愛香さんも顔を並べました。このイベントは、地域の生産者への感謝とブランド米の魅力を広めるためのものです。
天候に左右されつつも、豊作の見込み
今年の天候は6月以降高温と雨不足が影響し、一部地域の生産者は苦労を強いられました。しかし、農家の皆さんの丁寧な管理により、無事に収穫を迎えることができました。令和7年産「福、笑い」の収穫量は前年度比1.5倍の約1,500トンと見込まれており、今年はより多くの消費者に届けられる予定です。
9月中旬からは直売所での販売が始まり、10月中旬頃からは県内外の量販店でも入手可能になる見込みです。高品質の米をより多くの人々に楽しんでいただけることが期待されます。
内堀知事と安島会長のコメント
当日の収穫作業の中で、内堀知事は「定番販売やギフト販売、海外観光客向けのPR、輸出の促進等に力を入れていきたい」と意欲を示しました。また、いわき福、笑い研究会の安島会長は「稲の姿で見た感じは非常にいい出来になった」と話し、収穫に対する自信を見せました。豊作を祝う雰囲気の中で、数々の貴重な意見が生産者間でも交わされました。
「福、笑い」とは
「福、笑い」は、福島県が14年の歳月をかけて開発したお米の品種で、2006年に「コシヒカリ」と「ひとめぼれ」が交配され、2019年に奨励品種として認定されました。この名称は、6,234点の応募の中から選ばれたもので、「つくる人、食べる人、みんなが笑顔になり、幸せになりますように」という願いが込められています。
さらに、「福、笑い」には厳格な品質基準が定められており、玄米タンパク質含有率やふるい目の基準をクリアしたものだけが名乗ることができます。加えて、認証GAPを取得した農家のみが栽培可能であり、品質へのこだわりが強く示されています。福島県の恵まれた水と気候が、その美味しさの秘密でもあります。
食感や風味にも定評があり、「香りが立ち、甘みが強く、ふんわりと炊きあがる」という特徴は、多くの人々に愛され続けています。
ギフトにぴったりな「福、笑い」
「福、笑い」はその可愛らしいパッケージデザインと縁起の良いネーミングから、贈り物としても大変人気です。2㎏×2袋入りや300g(2合)×2個入りのギフトボックスがあり、大切な方への贈り物にも最適です。
ぜひ、特別な日に「福、笑い」を贈って、その魅力を感じてもらってはいかがでしょうか。
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