新たなトレカビジネスの到来
ブロックチェーンゲーム業界で名を馳せるCryptoGames株式会社が、トレーディングカード市場に新しい風を吹き込むべく、RWA(Real World Asset)サービス「TCG STORE」を立ち上げました。このプラットフォームは、Oasys Verse Layerの「TCG Verse」を採択し、トレカ愛好家やコレクターにとって魅力的なサービスを展開することを発表しています。
サービス概要
TCG STOREは、鑑定済みのトレーディングカードをNFT(非代替性トークン)に変換し、ブロックチェーン上での所有と取引を可能にするプラットフォームです。このサービスは、ユーザーが物理的なカードをTCG STOREに預けることで、デジタル資産として管理ができる点が大きな特徴です。現在、このサービスは特定の事業者を対象に提供されており、今後さらに多くのユーザーに向けた展開が期待されています。
特徴と利便性
このプラットフォームには数々の魅力が詰まっています。まず第1に、物理資産のデジタル化が可能で、ユーザーが愛用するトレーディングカードを安全に保管しつつ、NFTとして取引が可能になります。
第2に、安全な保管が保証されています。預けられた物理カードは、金庫や提携店舗が責任を持って保管し、さらには保険もかけられているため、万が一のリスクも回避できます。
第3に、透明性と流動性もお見逃しなく。NFT化されたカードはブロックチェーン上で独自の取引履歴を持つため、信用性が高いです。この透明性は、全世界のユーザーと迅速に取引ができることにもつながります。
今後の機能提供
さらに、TCG STOREではオンラインオリパ(オンラインパック)機能や資産管理ツールの導入を予定しており、ユーザーにとってさらに便利な環境を提供することを目指しています。オンラインオリパ機能は2025年2月末にリリースを計画しており、期待が寄せられています。
提携とエコシステム
CryptoGamesがTCG STOREと提携することで発行されるNFTは、Oasys Verse LayerのTCG Verseで利用されることが決まりました。この提携により、TCG Verseが参加するさまざまなサービスやエコシステムでの流通が見込まれ、より多様な活用が出来ることが予想されています。具体的には、ERC-721トークンとして発行されるTCGSTOREのトークンは、TCG Verse上で利用されることになります。
CryptoGamesの歴史と今後の展望
CryptoGamesは2019年に初のブロックチェーンカードゲーム「クリプトスペルズ」をリリースし、当時900ETHというクラウドセールの売上を叩き出しました。その後も地上波テレビCMを展開し衝撃を与えました。2022年にはOasys Verse Layer「TCG Verse」のローンチを果たし、さまざまなブロックチェーンゲームの展開を進めています。
このように、CryptoGamesは常に革新を続ける企業として注目を集めており、新たなトレカ事業への挑戦は、その成長の一環といえるでしょう。今後のトレーディングカードビジネスは、TCG STOREの台頭によりどのように変わっていくのか、目が離せません。
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