大阪府43市町村の魅力を再発見するドライブミステリー特集

大阪の魅力を再発見する「なにわのドライブミステリーランキング」が話題を呼んでいます。この番組では、大阪府内の43市町村を徹底調査し、地元民も知らないような謎のスポットをランキング形式で紹介。まずは、MCの中川家やゲストの岡田圭右、ゆうちゃみ、そして解説を担当する村瀬哲史先生と一緒に、気になるポイントを掘り下げていきます。

大阪市淀川区に現れた低すぎるガード

まず注目したいのは、大阪市淀川区にある「田川第1開渠」です。この場所には、高さ制限がたった「1.2メートル」という信じられない低さのガードが存在します。通常、ガード下は車が通行できるように作られていますが、ここではJRの回送電車がその上を通過するため、頭すれすれの距離での通行が見られます。一体なぜこのような低いガード構造になったのか、その秘密に迫ります。

寝屋川市の謎の歩行者用押しボタン

次に訪れるのは寝屋川市。ここにある「歩行者用押しボタン」も一風変わっています。電柱からなんと1メートル飛び出して設置されているこのボタンは、地元の人々にも「これはどういうこと？」と思われるほどの位置にあります。実は大阪府内には、このような「飛び出し押しボタン」が多数存在しており、その謎を解き明かします。

大阪市北区の予想外に広い歩道

北区には「桜宮橋」と「新桜宮橋」が並ぶ場所があります。なんと、この橋の歩道は幅が8メートル25センチ！その理由は、2本の橋が架かっているためで、1930年に開通した桜宮橋と新桜宮橋の交通の便が改善された背景があるのです。なぜそんなに歩道が広いのか、一緒に確認してみましょう。

松原市の不思議な信号機

松原市では、近鉄河内松原駅の近くに「矢印だけの信号機」があります。この信号機は、右矢印・左矢印・『しばらくお待ちください』の3パターンしか表示せず、実は一般的な信号機ではなく「車両用LED表示板」なんです。この異色の装置が設置された理由とは？

吹田市の幻想的な歩道橋

吹田市には、「西の庄歩道橋」という一見普通の歩道橋がありますが、実際は階段とスロープが複雑に絡み合っています。この設計は、自転車の通行も考慮して作られ、傾斜を緩くするために距離が長くなることを逆手に取った巧妙な工夫です。この設計の背後には意図があるのです。

地上に降りる阪神高速

最後に訪れるのは、大阪市中央区。ここには阪神高速13号が一時的に地上に降り、一般道と並走するという珍しい構造があります。この部分は「難波宮遺跡」を守るために特別に設計されたもので、繁華街の景観に配慮しながら高速道路を建設したその背景を知ることができます。

大阪の焼き鳥が楽しめるスポット

また、特集の一環として「焼き鳥大好き市町村ランキング」も発表されます。大阪府内には3000軒以上の焼き鳥店が存在し、その店舗密度は東京都に次ぐ全国2位です。人口10万人あたりの焼き鳥店の店舗数が多い市町村はどこなのか、そちらも見逃せません。大阪の知られざるスポットや美味しい焼き鳥を楽しむ旅に出かけましょう！