IT業界に新風!SEcondの「戻り鰹制度」とは
株式会社SEcondが2025年9月より導入予定の「戻り鰹制度」は、ITエンジニアに贈る新しい採用制度です。この制度では、SES(システムエンジニアリングサービス)業界での勤務経験があるエンジニアが、11月1日以降に入社する際に高知名産の「戻り鰹の藁焼きたたき」を特典として受け取ることができます。このユニークな制度は、IT業界でのキャリアを再スタートするエンジニアを美味しい鰹で祝うという、楽しさと地元文化の発信が合わさった内容となっています。
なぜ「戻り鰹」なのか?
SES業界には、エンジニアが自分の評価や仕事の選択に不安を抱える傾向があります。SEcondでは、契約内容や単価を明確にし、自身で案件を選べる体制を整えました。実際、転職した場合、エンジニアの年収は平均1.5倍に高まることが多く、適切な評価を受けつつ、キャリアを自由にデザインできる仕組みを提供しています。
代表の田所靖智氏が高知出身であることから、地元の名産品を特典に採用し、エンジニアがSES業界に戻る際の祝い方としてこの制度が誕生しました。彼らは「SESに戻ることはキャリアの後退ではなく、新たな挑戦の始まり」との考え方のもと、エンジニアリング業界を変革していく意欲を持っています。
制度の詳細
「戻り鰹制度」の対象者は、2025年9月1日以降にSEcondに入社を予定しているエンジニアで、以前にIT業界で働いていた方、またリファラル入社の方も含まれます。特典として贈られる藁焼き鰹たたきは、約300グラムで、脂が豊富で風味豊かな味わいです。
この鰹は、伝統的な土佐の漁法である「一本釣り」を用いて獲られ、船上で速やかに冷凍されて鮮度も抜群です。戻り鰹は、春に北上したカツオが秋に南下する際に水揚げされ、豊富な栄養を取り込みしっかりとした脂身と柔らかな身が特徴です。これは、初鰹と呼ばれる春の鰹と比較しても、肉質や牡蠣の旨味が格段に上回ると言われています。
採用情報
SEcondは、ITエンジニアを正社員として募集しており、勤務地は首都圏のプロジェクト先で、ポジションや業務内容に応じて希望を考慮した配属が行われます。また、リモートワークも可能な案件が多く、勤務時間は9時から18時までの実働8時間です。
給与は月給30万円から90万円、加えて賞与も用意されています。このような条件を踏まえ、過去の経歴や能力に応じた給与の相談が行われます。興味がある方は、詳細を公式ホームページでご確認ください。
まとめ
SES業界の課題にしっかりと向き合い、その環境を改善するための「戻り鰹制度」を導入したSEcond。この取り組みは、エンジニアが新たな挑戦をするための機会を与えるだけでなく、高知の名産を通じて地域文化の発信にも寄与するという、まさに一石二鳥の制度と言えるでしょう。今後もエンジニアたちの明るい未来を支える取り組みが期待されます。