大野市のリユース事業
2024-09-19 23:03:24

福井県大野市が不要品リユース事業を推進する「おいくら」連携を発表

福井県大野市は、リユース推進のため、マーケットエンタープライズのプラットフォーム「おいくら」との連携を開始しました。これは、廃棄ではなくリユースを選択することで、空き家問題などに対処する取り組みの一環です。

大野市では最近、空き家の増加が課題となっており、家財の処分方法としてリユースの必要性を市民に理解してもらうためのプロジェクトが求められていました。しかし、市内にはリユース店舗が少なく、リユース活動の促進が不可欠でした。そこで、マーケットエンタープライズが持つ「おいくら」を活用することになりました。

「おいくら」は、不要品の査定を依頼することができ、全国のリサイクルショップに一括で査定を申し込むことができる便利なプラットフォームです。これにより、ユーザーは買取価格を簡単に比較し、売却の手間を軽減することが可能です。リユース希望者数は120万人を超え、その手軽さから高い評価を受けています。

大野市では、現在、粗大ごみの処理を市民自身が運び出す方式をとっていますが、大型品や重い物の処理は市民にとって大きな負担となっていました。こうした市民のニーズに応えるため、「おいくら」では自宅への出張買取を行うことが可能です。これにより、リユースしたい大型の家具や白物家電の手間が大幅に軽減されます。

さらに、「おいくら」を通じて、リサイクル法対象の冷蔵庫や洗濯機など、まだ使用可能な家電も買取可能となります。このサービスを利用することで、不要な品物を迅速に手放すことができ、最短で依頼当日に買取も実施されるため、市民にとって非常に有益な情報となります。また、同サービスの利用に対する市の負担はありません。

今後、9月19日には大野市の公式ホームページに「おいくら」の情報が掲載され、住民は必要に応じて直接査定を申し込むことができるようになります。この取り組みは二次流通の活性化を促進し、循環型社会の形成、そして不要品の削減につながるでしょう。

大野市は、美しい自然環境と文化的な観光資源を有する地域であり、また就業機会の創出や地域経済に貢献する施策としても期待されています。市民がリユースを通じて環境意識を高めることにより、「廃棄ではなくリユース」という選択肢が広がっていくことが期待されます。

このように、地域社会全体で不要品削減に向けた意識の変化を促進し、持続可能な社会形成のために官民一体で努力していくことが重要です。マーケットエンタープライズとの連携を通じて、大野市は未来に向けて新たな一歩を踏み出しました。これまでの調査では、全国で169の自治体が「おいくら」を導入しており、今後の導入拡大も見込まれています。


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会社情報

会社名
株式会社マーケットエンタープライズ
住所
東京都中央区銀座1-10-6 銀座ファーストビル2階・3階
電話番号
03-5159-4060

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