サイバーセキュリティ国際会議「CODE BLUE 2024」開催決定!
日本最大級のサイバーセキュリティ国際会議『CODE BLUE 2024』が、2024年11月に新宿区・高田馬場で開催されることが決定しました。注目の基調講演には、英国AI研究の第一人者であるデビッド・A・ダリンプル氏が登壇します。彼は、AIの安全基準に関する研究を行っている高等研究発明局(ARIA)のディレクターです。
基調講演の内容
ダリンプル氏は「Safeguarded AI」というプログラムを担当し、AIの現在の課題と将来の展望について独自の見解を示します。彼が発表する内容には、サイバーセキュリティ分野におけるAIの最新の安全性に関する見識が含まれ、特に自律的に意思決定をするAIエージェントの進捗について触れられることでしょう。
近年、AI技術はサイバーセキュリティの脆弱性を自動検出しパッチを適用するための自律フレームワークへの関心が高まっていますが、これがもたらす影響については多くの研究者たちによって熱い議論が交わされています。ダリンプル氏の講演は、その議論に新たな視点を提供し、聴衆に深い洞察をもたらすことが期待されています。
パネルディスカッションの内容
カンファレンスのクロージングには、国際的なパネルディスカッションが予定されています。テーマは『サイバーセキュリティ人材育成と戦略的イニシアティブへの国際的アプローチ』で、日本、英国、欧州、米国からの専門家たちが集まり、若手人材育成に関する取り組みとその成果を共有します。また、国境を越えた協力の重要性や、形成されたネットワークの意義についても議論が行われます。
事前参加登録の情報
CODE BLUE 2024では、6月1日から事前参加登録を受け付けています。参加者には二種類のチケットが用意されており、全講演やイベントに参加可能な「カンファレンスチケット」や、限定された講演の聴講が可能な「ビジターチケット」があります。事前登録は11月7日まで可能ですので、興味のある方は早めに登録をしておきましょう。
公式サイトでは詳細な日時や開催場所、参加費についても案内していますので、ぜひチェックしてください。参加者が集うこの機会に、サイバーセキュリティの最前線で活躍する専門家の知見を深め、自身のスキル向上に繋げる貴重な経験を得ることができるでしょう。
CODE BLUEの目的
CODE BLUEは、サイバーセキュリティ専門家による講演と情報交換の場を提供することを目的とした国際会議です。今年で12回目を迎えるこの会議では、アジアにおけるセキュリティ強化や、若手研究者の国際的な活躍を促進するための取り組みが進められています。
このイベントを通じて、国内外のセキュリティコミュニティとの連携が強化され、さらに多くの若手の育成やキャリアアップに繋がることが期待されています。参加登録は公式サイトから行えますので、興味を持たれた方はぜひ、足を運んでみてはいかがでしょうか?