CIO/CDOとCTOオブ・ザ・イヤー
2025-09-08 02:20:23

2025年CIO/CDOとCTOオブ・ザ・イヤー受賞者が発表されました

江戸から未来へ—CIO/CDOオブ・ザ・イヤー2025とCTOオブ・ザ・イヤー2025の発表



2025年の「CIO/CDOオブ・ザ・イヤー」および「CTOオブ・ザ・イヤー」の受賞者が、日経クロステックより発表されました。この表彰制度は、各分野で影響力を持つITリーダーを称え、その成果を広く知らしめることを目的としています。今回は、三菱マテリアルの板野則弘氏とサイバーエージェントの長瀬慶重氏がそれぞれ大賞を受賞しました。

イノベーションを牽引するリーダーたち



CIO/CDOオブ・ザ・イヤー2025


大賞を受賞した板野則弘氏は、三菱マテリアルにおいてDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進する重要な役割を果たしてきました。彼は、IT子会社の設立を通じて、トップダウンのアプローチで戦略を進めるだけでなく、現場からのボトムアップの支援も行っています。彼の関与によって、企業は変革に向けた道筋を示され、その実行力が高く評価されています。特別賞として受賞した田倉聡史氏(日本取引所グループ常務執行役CIO)は、過去の大規模障害を教訓に、より強靭なシステムを作り出すための「レジリエンス」を重視した開発をリードしてきました。また、特別賞のもう一人、宮本昌明氏(みんなの銀行取締役常務執行役員CIO)は、デジタルバンクの設立を含む革新的な取り組みで特筆されました。

CTOオブ・ザ・イヤー2025


一方で、CTOオブ・ザ・イヤー2025の大賞は、サイバーエージェントの長瀬慶重氏に授与されました。彼は生成AIに早くから注目し、その活用を通じて企業の成長を図ってきました。また、AI時代に合わせて人事改革も進め、正に未来のリーダーと言える存在です。特別賞に選ばれたのは、アルバックの清田淳也氏で、半導体製造装置を超え、医療や量子コンピューター領域での応用に挑戦しています。日亜化学工業の成川幸男氏も特別賞を受賞し、業界のトップを走り続ける姿勢が評価されました。

審査の背景と選考プロセス



「CIO/CDOオブ・ザ・イヤー」および「CTOオブ・ザ・イヤー」は、日経クロステックが各領域での優れた活躍を認識し表彰を行う制度として2023年から始まりました。選考は、ビジョンや戦略の評価、事業創出、組織文化改革、推進体制、人材育成、キャリアといった多岐にわたる観点から行われます。

選考委員には、日経クロステック編集部の面々をはじめ、IT業界のリーダーやアカデミアからも多くの専門家が参加しました。彼らは、受賞者が過去1年間でどのように活躍したかをじっくりと評価し、最優秀なリーダーたちを選び出しました。

企業の未来を切り開くデジタルリーダーたち



今回の受賞者たちが代表するのは、デジタル革新を推し進めることによって、企業と社会全体の未来を明るくする力です。企業が進化し続けるために必要なリーダーシップを担っている彼らは、現代社会において重要な役割を果たしています。今後のビジネスの在り方を示す彼らの姿勢は、多くの企業へインスピレーションを与えてくれることでしょう。これからもデジタル化の波が進む中で、彼らの活躍がますます注目されることは間違いありません。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

会社情報

会社名
株式会社 日経BP
住所
東京都港区虎ノ門4丁目3番12号
電話番号

トピックス(IT)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。