『Esquire』の刷新
2024-10-08 13:15:22

ハースト婦人画報社が『Esquire』のメンズメディアを刷新し新たな時代に挑戦

ハースト婦人画報社が『Esquire』ブランドを新たに生まれ変わらせる



ハースト婦人画報社が手掛けるメンズメディア『Esquire』が、2025年初頭にリニューアルされることが発表されました。新しい『Esquire』日本版は、「創造の物語をジャーナリスティックな目線で」というテーマのもと、特に35歳から45歳の新たな富裕層をターゲットにした雑誌として、年に4回発行される予定です。

1933年にアメリカで創刊された『Esquire』は、文壇の巨匠たち—アーネスト・ヘミングウェイやF・スコット・フィッツジェラルド、アンディ・ウォーホールなど—と共に時代の文化を築いてきた歴史を持つブランドです。現在では21の国や地域で展開され、日本版もそのネームバリューを活かし、多彩なコンテンツをお届けすることに力を入れます。

新たに加わるスタイルは、ファッションやライフスタイル、ジャーナリズムといった分野をシームレスに結びつけるもので、特にジャーナリスティックな記事が充実すると期待されています。これまで『Esquire』が提供してきた内容に加え、デジタルとの連動を強化し、動画コンテンツも特に重視する方針です。アート、カルチャー、美容、時事ニュースなど、さまざまな分野でオリジナルかつ質の高い記事を生み出すことを目指します。

また、『Esquire』のリニューアルに伴い、『Esquire The Big Black Book』は2024年10月15日発行号をもって最終号となり、その後は不定期刊行となる『MEN’S CLUB』が今後のメンズメディアの新しい形として進化を遂げることが示されています。

編集局長のメッセージ


編集局長の佐藤俊紀氏は、メンズメディアの刷新について次のようにコメントしています。「『Esquire』は米国で91年の歴史を刻み、『MEN’S CLUB』も70年を迎えました。その中で我々が訴求してきた本質的な価値は、男性としての魅力を高めるスタイルの提案です。この思いは、情報プラットフォームが変化しても決して変わることはありません。」

今後は年4回発行される『Esquire』に加え、デジタルメディアでの情報発信についてもさらに強化される見通しです。グローバルな視点を活かし、SNSを通じた動画表現など多様な発信形態を導入し、新しい挑戦へ向かっています。

ハースト婦人画報社について


株式会社ハースト婦人画報社は、世界40か国に展開するグローバルメディア企業「ハースト」に属しています。1895年に『婦人画報』を始めとする数多くの雑誌を発行しており、さらにデジタルコンテンツの展開やEコマース事業も順調に育成しています。特に、デジタルビジネスを拡大するために設立されたハースト・デジタル・ジャパンは、様々な新しいサービスを提供し続けています。現在も環境に配慮した経営を目指しつつ、ユーザーとの関係を深めていく姿勢を保っています。

この新しい挑戦に期待が寄せられる中、2025年の『Esquire』リニューアル発行が待ち遠しいです。


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会社情報

会社名
株式会社ハースト婦人画報社
住所
東京都港区南青山3-8-38南青山東急ビル5F
電話番号

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