山口県の幸福度と住み続けたい街ランキング2024
2024年、山口県の『いい部屋ネット』が実施した街の幸福度ランキングと住み続けたい街ランキングが発表されました。これにより、地域住民の幸福度や定住意思が明らかになりました。
幸福度ランキングの結果
今年の幸福度ランキングでは、玖珂郡和木町が見事に2年連続で1位を獲得しました。この町は、特に偏差値70台という高い評価を記録し、他の市に大きく差をつけています。2位には山口市が入賞し、昨年の4位からの大きなジャンプアップを果たしました。そして3位には宇部市がランクイン、こちらも昨年7位からの順位上昇です。また、トップ10には大島郡周防大島町が入ってきており、昨年の評価が50未満だったため公開されていなかったことを考えると、飛躍的な成長が伺えます。
この幸福度は、調査対象となった50名以上の住民によるアンケート結果を元に集計されたもので、長期的なデータから算出されています。評価は、回答者が自らの幸福度を1から10のスケールで評価し、その平均を100点満点に変換して算出されています。
住み続けたい街ランキングの結果
一方、住み続けたい街ランキングでは、下松市が2年連続で1位の地位を保っています。ここでは「住みここち」という観点からも高評価を受けており、2位には下関市がランクインしました。防府市も前年から順位が上昇し、3位に入っています。
住み続けたい街の評価方法も幸福度ランキングと類似しており、住民が自らの街に住み続けたいかどうかを100点から0点までの5段階で評価しています。この結果から、住民が各街に対して持っている愛着や誇りが浮き彫りになってきます。
その他のトピックス
興味深いことに、長門市が「街に誇りがある」で3位、大島郡周防大島町が「街に愛着がある」で2位を記録しています。このことから、各市が持つ独自の魅力や地域に対する意識が強く育まれていることが伺えます。
調査に参加した総回答者数は8,543名で、男女比や世代比も適切に分布されています。特に2020年から2024年までの間、継続的に調査が行われており、信頼性が高い結果となっています。このように、地域の住環境や幸福度に対する関心が高まる中、住民の声がどのように各地域の発展に寄与するのか、今後も注目していきたいと思います。
さらなる詳細やランキングについては、公式サイトにてご確認ください。