ヒュンメルが発表したツエーゲン金沢の新ユニフォーム
デンマークのスポーツブランド、ヒュンメルが、ツエーゲン金沢の2026シーズン用ユニフォームを発表しました。このユニフォームは、クラブ創設20周年を祝う特別なデザインが特徴です。具体的には、20年間の歴史を階段状に表現し、金沢がこれまで歩んできた軌跡を称えています。
2026年は、「明治安田Jリーグ百年構想リーグ」として新たなシーズンが進行していく年でもあります。このリーグは、早くも2月に開幕を迎え、ツエーゲン金沢はそのリーグで着用するこのユニフォームを身に纏い、長い歴史をさらに新たな一歩に繋げていくことでしょう。
ツエーゲン金沢の20年の軌跡
ツエーゲン金沢は、1956年に創立された金沢サッカークラブを母体に、石川県初のJリーグ入りを目指して20年前に設立されました。北信越フットボールリーグ、JFLを経て、2014年にはJ3に昇格し、初年度からその強さを証明しました。2015年から2023年までの間はJ2リーグで戦い続け、2024年からは再びJ3に参加しています。このクラブの歴史は、現実的でありながらも夢のあるもので、これからの未来へ向かってのさらなる成長が期待されています。
この新ユニフォームのデザインは、ホームカラーを基にした階段状の模様で構成されており、平坦ではない歴史をラインの長さや太さを調整することで力強く表現しています。また、ユニフォームの前身頃の左肩や後身頃の右肩には三角形が散りばめられています。これは金沢の冬の風物詩である雪吊りをイメージしており、地域の文化を感じさせる要素として取り入れられています。
特別なメッセージ
右裾には「未来へ続く階段、20周年の感謝を胸に、ツエーゲンは次の一歩へ」と刻まれた20周年ロゴも配置されており、クラブの成長と未来への希望を表しています。左胸部分には高級感を演出するためのポリクレストのゴールドエンブレムが施され、見る者に強い印象を与えるデザインになっています。
また、左腕には引き続き「令和6年能登半島地震」の復興支援を目的とした「ONE HEART!石川」のロゴがあり、地域貢献の意気を示しています。ツエーゲン金沢は、昨シーズンにも募金活動や地域の整備に取り組んでおり、今後も能登地域の発展に寄与する方針です。
ユニフォームの販売スケジュール
新ユニフォームは2025年12月19日から2026年1月4日までの期間に1次販売を行います。先着限定で200着が販売され、価格は背番号なしで21,450円(税込)から、背番号ありの場合は23,100円(税込)に設定されています。名称のカスタマイズも可能で、個々の選手のオリジナリティを楽しむことができます。
その後も2次から4次にわたる受付が予定されており、ファンにとって見逃せない瞬間となるでしょう。特に、1月11日に開催されるクラブ創設20周年出陣式では、対面販売も行われる予定です。これはファンに直接ユニフォームを手に入れるチャンスとなりますので、参加してみる価値があります。
ツエーゲン金沢の未来に向けて
ツエーゲン金沢は今後も地域貢献に尽力しつつ、サッカー界でのさらなる成長を目指しています。この新ユニフォームは、その象徴となるもので、選手達がこれまでの成果を胸に刻み、来るシーズンでの成功へと繋げられることでしょう。サポーターとしてもこの特別なユニフォームを身にまとって、共にツエーゲン金沢の新しい歴史を作り上げていくことができるのは、大きな喜びです。これからも、その動向に注目していきたいと思います。