JT本社に「呼吸する休憩所」を新設
JT(日本たばこ産業株式会社)は、2024年10月より自社本社内に新たな休憩スペースである「呼吸する休憩所」を設けることを発表しました。この新施設の目的は、従業員が「呼吸」を通じて心豊かな体験を得られることにあります。呼吸にフォーカスした新しいリフレッシュの方法を提供し、仕事の合間に心を整えることができる場となります。
この「呼吸する休憩所」では、JTのR&D部門であるD-LABが開発した呼吸誘導クッション「fufuly(フフリー)」と、連結子会社BREATHERが販促する深い呼吸を促進するデバイス「ston s(ストンエス)」を体験できます。昨年に行われた試験的な開設からさらに発展し、より多くの従業員が利用できる場を提供することとなります。
「fufuly」と「ston s」の魅力
呼吸クッション「fufuly」は、まるで生きているかのように膨らんだり縮んだりし、利用者の呼吸を自然にサポートします。複雑なテクノロジーを活用し、呼吸を促す動きによって、リラックス効果を得られるとともに、心身の健康にも寄与します。この製品は、実際の研究結果を基に開発されており、さらに2023年には「CES2023イノベーションアワード」を受賞した実績もあります。
一方、「ston s」は、深い呼吸の習慣をつけるために設計されたデバイスで、カフェインやGABAを含むフレーバーが楽しめます。手軽に利用でき、約400回の使用が可能であるため、日常的に自分の呼吸を意識するきっかけとなるでしょう。
トークイベントと先行販売情報
また、呼吸クッション「fufuly」は、2024年9月20日から一般販売が開始される予定です。そして、9月17日には二子玉川にて、「fufuly」に関連したトークイベントと先行販売・体験会が開催されます。このイベントは一般参加も可能で、予約なしでの来場が歓迎されています。登壇者には、関連企業の代表や専門家が名を連ね、商品開発の背景やその利点について語られる予定です。
心豊かな社会を目指して
JTは、「呼吸する休憩所」の設置を通じて、「今日もよい1日だった」と感じられるような心豊かな社会の実現を目指しています。多様な価値観や心の豊かさに貢献できる存在として、これからもさまざまな取り組みを進めていく方針です。職場での「呼吸」に注目した新たな挑戦が、今後どのように従業員の心の健康に影響を与え、広がっていくのか注目です。
この新しい取り組みにより、心と体のリフレッシュが可能な場が整えられることに期待が寄せられています。