サイバーステーションが新たに展開する没入型デジサイネージシステム

サイバーステーションの新サービス「デジサインイマーシブ」

デジタルコンテンツの進化を遂げたサイバーステーション株式会社が、没入体験型ソリューション『デジサインイマーシブ』を11月に市場に投入することを発表しました。この新サービスは、現実空間とデジタルコンテンツを融合させた新たな体験を提供することを目的としており、企業ショールームや教育現場、商業施設など、さまざまなビジネスシーンでの活用が期待されています。

背景にある市場の動向

近年、デジタルサイネージ市場はさらなる進化を迎えています。ただ単に情報を表示するのではなく、視聴者に深い体験価値を提供することが求められています。特にイマーシブ体験は、360度映像やプロジェクションマッピングなどを活用し、ブランドの訴求力や顧客体験の向上に寄与します。この流れは日本市場でも加速しており、デジタルサイネージを取り入れる企業が急増中です。

デジサインイマーシブの特徴

『デジサインイマーシブ』は、シンプルな構成でありながら高機能を兼ね備えています。1台のサーバーと操作用タブレットを用いることで、従来のシステムよりも低コストで導入できる点が特筆すべき特徴です。

基本機能としては、投影補正技術を使った高精度マッピングや、インタラクティブな演出が可能な360度映像再生が含まれています。また、ピクチャー・イン・ピクチャー機能を搭載しており、会議やプレゼンテーションにおいても効率的な情報伝達が実現できます。

主な機能の詳細

- 高精度投影補正技術: 壁面や曲面に応じたマッピングができ、立ち位置や身長に合わせて映像が調整されるため、どの角度からでも歪みのない映像を体験できます。
- 360度映像再生: 専用エンコーダーによる8K映像を提供し、様々な動画フォーマットに対応。市販の360度カメラ映像も扱うことが可能です。
- インタラクティブ操作: タブレットやPCから映像の切り替えが容易に行え、特に360度映像を直感的に操作できるのが魅力です。
- ピクチャー・イン・ピクチャー: メイン映像にサブ情報を重ねて表示できるため、視聴者により理解しやすい内容を提供します。