睡眠ヘルスケア協議会設立
2024-02-15 14:30:35

一般社団法人睡眠ヘルスケア協議会の設立と新たな認証制度の開始について

2023年11月14日、一般社団法人睡眠ヘルスケア協議会(Sleep Healthcare Association、略称:SHA)が設立され、幅広い睡眠関連サービスの提供を行っています。この団体は、睡眠サービスコンソーシアムから発展したもので、ヘルスケア分野における正しい睡眠情報の普及とサービスの質の担保を目指しています。特に新たに導入された「睡眠ヘルスケア認証制度」は、事業者が遵守すべきガイドラインに基づき、専門家による客観的評価を受けることで、消費者に安心して選ばれる商品やサービスの提供を促進します。この項目に関心を持つ方々にとっても、今後の展開に期待が寄せられています。

この設立は、近年の睡眠不足や健康意識の高まりを背景にしています。多くの研究が示されている通り、睡眠の質は健康に直結しており、睡眠が不足することで生活習慣病のリスクが増加することも知られています。したがって、協議会は睡眠の重要性を広め、適切な睡眠商品やサービスを通じて国民生活の質(QOL)の向上に貢献することを目指しています。

具体的には、改訂された「睡眠サービス提供事業者が遵守すべきガイドライン」に基づく審査を行い、認証を取得することで、事業者は消費者に信頼性の高い商品やサービスを提供することができます。これにより、消費者はより良い睡眠環境を手に入れ、健康促進へとつなげることができます。グループには睡眠専門の学者や企業が集まり、横断的な知見を活かしながら進められる取り組みです。

設立に関する経緯としては、約10年前にも健康的な睡眠についての取り組みが存在していたものの、現在もなお睡眠不足が社会的問題となっています。新たに発表された「健康づくりのための睡眠ガイド 2023(案)」により、睡眠に関する正しい情報発信が急務であることが再確認されました。これに基づき、協議会は様々な団体や専門家と連携し、信頼性の高い睡眠サービスの基準作りや認証事業を通じて、その普及を図ります。

会員企業には、大正製薬、花王、NECソリューションイノベータなどの大手企業が名を連ねており、業界全体での協力体制が築かれています。これらの企業は、各々の専門分野を生かすことで、より高品質な睡眠関連サービスの提供を目指しています。また、今後は専門家による講習会や利用者向けのイベントも計画されており、業界としてのさらなる啓発活動が進められる予定です。

睡眠は私たちの健康を支える重要な要素であり、生活の質を向上させるための鍵でもあります。今後、一般社団法人睡眠ヘルスケア協議会の活動により、より多くの人々が良質な睡眠を得られる環境が整い、健康的な生活を送れることが期待されています。最後に、協議会はまだ会員を募集中であり、参加を希望する企業や団体には詳細な案内を行っていますので、興味のある方はぜひお問い合わせください。

会社情報

会社名
一般社団法人睡眠ヘルスケア協議会
住所
千代田区紀尾井町3-332階
電話番号

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