FC大阪のゴールキーパー、山本透衣選手が、明治安田Jリーグにおける7月度の月間ベストセーブ賞を受賞したことが発表されました。この評価は、彼の驚異的なセーブ能力とチームへの貢献を示しています。
今回の受賞は、彼にとって2回目であり、前回は2・3月度に選出された実績を持ちます。山本選手の選ばれたシーンは、7月26日に行われたFC大阪vs.カマタマーレ讃岐の試合での61分のプレーです。この瞬間、彼は相手チームからの連続シュートに直面し、厳しい状況にもかかわらず見事な反応を見せました。
区切られたシーンでは、顔面にボールが直撃したにも関わらず、その痛みを堪えつつ、彼は冷静にボールをキャッチしました。これにより、試合の流れを変える重要なセーブとなり、チームはこの後のプレーで逆転勝利を収めることができました。
選出理由については、足立修委員長や他の技術委員からの評価が寄せられています。特に連続してボールをセーブしたことで、チーム全体の守る意識を見せられたとのお言葉がありました。その時の状況において、山本選手の迅速な反応がいかに重要であったかが評価されています。
山本選手自身は、受賞について「再び選出いただき大変光栄です」と感謝の意を表しました。また、失点を防ぐために意識した点や、チームメートとの連携についても触れています。特に、彼は自身のセーブだけでなく、川上選手や堤選手のカバーにも感謝の意を示しました。
「全員で一致団結して戦えていることが、今回の結果に繋がったと思います」と彼は語り、チーム全体の努力が実を結んだことを強調しました。
試合を支えたサポーターへの感謝の言葉も忘れず、「声援があってこそ集中を切らさず、最後までプレーできた」と述べています。今後も謙虚な気持ちを持ちつつ、チームに貢献できるよう努力するとの決意を新たにしました。
FC大阪は、大阪府東大阪市をホームタウンとするJリーグ(J3)のクラブです。これからも、山本選手を含む選手たちの活躍から目が離せません。