ケイアイチャレンジドアスリートチームの選手が知事顕彰を受賞
2023年11月、静岡県の知事顕彰を受賞したケイアイチャレンジドアスリートチームの選手、酒井藍莉選手と佐藤正樹選手。その偉業と今後の目標について詳しく見ていきましょう。
酒井選手の活躍
酒井選手は、2023年の女子デフフットサル世界大会に参加し、日本チームの初優勝に大いに貢献しました。大会はブラジルのサン・ジョゼ・ドス・カンポスで開催され、酒井選手はその結果を支えた重要な選手の一人です。
「静岡市長顕彰に続き、今回の知事顕彰をいただき、非常に嬉しく思っています。私の活動が静岡県民の皆さまに夢や希望を与えられたのなら、本当に嬉しいです。環境に恵まれた中で競技ができるのは、周りのサポートがあったからです」と語る酒井選手。彼女は来年6月にイタリアで行われる女子デフフットサル世界大会での2連覇に向けて、さらなる努力を誓っています。
佐藤選手の功績
一方、佐藤選手も注目の選手です。彼は2024年にカザフスタンで開催される世界ろう者柔道選手権大会で金メダルを獲得することを目指しています。最近の顕彰の場で彼は、「知事からの受賞は大変嬉しいことで、支えてくれる皆さんのおかげです。引き続き静岡県を盛り上げていきたい」と意気込みを話しました。
静岡県のスポーツ振興と障がい者スポーツの重要性を広めるために、2人とも活躍を続けています。
ケイアイチャレンジドアスリートチームとは
2019年に発足したケイアイチャレンジドアスリートチームは、パラアスリートが障害を乗り越え、更に高みを目指すことを理念に活動している集団です。現在、9名のアスリートが「デフフットサル」、「デフサッカー」、「ろう者柔道」など多様な競技に挑戦しています。彼らは高いレベルの競技力を維持しつつ、啓発活動にも力を入れています。不特定多数の人々にパラスポーツを体験してもらうため、地域のイベントも積極的に行っています。
実際、これまでに延べ2,000名以上が体験した成果があり、地域社会への貢献も果たしています。公式サイトでは様々な活動情報やイベント情報も発信しています。
まとめ
酒井選手と佐藤選手の知事顕彰は、静岡県における障がい者スポーツの推進の一環として注目されています。彼らの今後の活躍を通じて、より多くの人々に夢と希望を与える存在となることが期待されています。今後も、頑張るアスリートたちを応援し続けましょう!