トリビュー、資金調達成功
2024-10-22 12:44:28

美容医療プラットフォーム『トリビュー』が17億円調達しさらなる成長へ

美容医療プラットフォーム『トリビュー』がシリーズCラウンドで17億円の資金調達



美容医療プラットフォーム『トリビュー』が、シリーズCラウンドで約17億円の資金を調達しました。これにより、累計調達額は33億円に到達しました。トリビューは、医療の透明性向上を目指し、美容クリニックや施術の体験に基づく口コミ情報を集約し、誰でも手軽に理想のクリニックを見つけられるサービスを提供しています。

美容医療市場の現状と拡大


美容医療は美容外科・美容皮膚科・審美歯科などで構成されており、日本の市場規模は美容外科と美容皮膚科で約6000億円、審美歯科を含めると約9000億円に達します。この規模はグローバルに見ても第4位であり、韓国の美容整形市場よりも拡大しています。特にコロナ禍によるマスク着用やリモートワークが普及したことで、人々が自己の容姿に対する関心を高めており、美容医療の需要が急速に増加しています。2023年には前年比108.8%の約5940億円に達する見込みです。

トリビューが目指す未来


トリビューは、リアルな口コミやクリニックごとの強みを提供することで、ユーザーが安心して美容医療を選べる環境を整えています。特に、15〜49歳の男女を対象に行った調査では、約70%が自分の容姿に悩みを持ち、43%が何らかの美容医療を検討しているとのデータが出ています。このように、美容医療が一般的な選択肢になりつつある中、トリビューはさらに情報の透明性を高めることが重要だと考えています。

課題とその解決


ところが、美容医療には情報の非対称性という課題も存在します。未承認の機械や薬剤が使用されることが多く、クリニックによって取り扱う施術やその価格が異なるため、利用者が後悔するケースが多発しています。そのため、トリビューでは口コミの審査を厳格に行い、ネガティブな口コミも削除しない方針を貫いています。これにより、利用者が安心して参考にできる情報を提供し続けています。

資金調達の目的と今後の展開


トリビューは、調達した資金を使って、ユーザーへのサービス提供の質をさらに向上させるため、専門性の高い美容クリニックとの連携を強化していきます。また、美容医療に関するビッグデータを活用した新しいサービスの開発にも乗り出し、国内だけでなくグローバル市場、特に訪日インバウンド需要に向けてもサービスを拡充していく方針です。

2024年には150万ダウンロードを突破し、GMV(総取引額)200億円を目指して成長を続けていくことを宣言しました。トリビューの進化に注目が集まります。

まとめ


トリビューの資金調達成功は、美容医療市場における同プラットフォームの重要性を再認識させるものでした。未来に向けた新たなサービスの創出が期待される中、ユーザーが安心して美容医療を受けられる環境が整うことに期待が寄せられています。トリビューは今後も、美容医療のスタンダードを変えていくことでしょう。


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会社情報

会社名
株式会社トリビュー
住所
東京都渋谷区渋谷3-2-3 帝都青山ビル5F
電話番号

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