スマートキャンプが「BOXIL SaaS AWARD 2025」を開催
2025年3月4日、東京都港区に本社を置くスマートキャンプ株式会社は、優れたSaaS(Software as a Service)を表彰する「BOXIL SaaS AWARD 2025」を開催し、その受賞サービスを発表しました。このイベントは、SaaS比較サイト「BOXIL」を運営するスマートキャンプが、企業や社会に貢献するSaaSサービスを審査し、選考することを目的としています。
BOXIL SaaS AWARDの概要
「BOXIL SaaS AWARD」は、2019年から毎年開催され、年に一度の「SaaSの日」にあたる3月4日に、その年の優れたSaaSを発表します。さらに、四半期ごとに行われる「BOXIL SaaS AWARD Spring」「Summer」「Autumn」「Winter」でも最新の口コミ評価に基づき優れたサービスを選考します。2025年の総合1位には、株式会社ロジレスが提供する「LOGILESS」が選ばれ、「Best SaaS in Japan」の称号を受与しました。
各部門の受賞サービス
今年の「BOXIL SaaS AWARD 2025」では、導入事例セクションとBOXILセクションの2つの部門に分かれて、各部門で最も評価の高いサービスが選出されています。ここでは、各部門の受賞サービスを詳しく見ていきましょう。
導入事例セクションの受賞サービス
この部門ではエントリーされた企業の導入事例をもとに、働き方改革やDX推進に寄与したサービスが評価されます。以下が部門1位に選ばれたサービスです。
- - 大企業部門: 「Backlog」(株式会社ヌーラボ)
- - 中堅企業部門: 「ラフールサーベイ」(株式会社ラフール)
- - 中小企業部門: 「commubo」(株式会社ソフトフロントジャパン)
- - 物流業界部門: 「LOGILESS」(株式会社ロジレス)
- - 小売・サービス業界部門: 「COCOMITE」(コニカミノルタ株式会社)
- - 建設業界部門: 「Platio Connect」(アステリア株式会社)
- - 医療業界部門: 「ジンジャー」(jinjer株式会社)
- - 行政DX部門: 「サスケWorks」(株式会社インターパーク)
BOXILセクションの受賞サービス
このセクションでは、2024年中に「BOXIL」に新たに投稿された口コミ評価の総得点が高いサービスが選ばれています。合計で87部門87サービスが受賞しました。
審査委員長のコメント
「BOXIL SaaS AWARD 2025」の審査委員長を務めたスマートキャンプ代表取締役社長CEOの林詩音氏は、本年のエントリー事例の多くから学びがあったと述べています。特に新技術である生成AIの進化により、SaaSも日々進化し続けている点が強調されました。
春の表彰式も同時発表
また、同日の表彰式では「BOXIL SaaS AWARD Spring 2025」の受賞サービスも同時に発表され、計226サービスに対して10の称号が授与されました。これにより、SaaSの利用や周知が一層促進されることが期待されています。
まとめ
「BOXIL SaaS AWARD 2025」は、テクノロジーを駆使して業務の効率化や生産性向上に寄与する優れたSaaSが評価される場となっています。今後もこのような取り組みにより、イノベーションが進むと共に、企業のDX推進が促進されることでしょう。表彰式で見られた多様な受賞事例からは、各業界がどのように新たなSaaSを活用し成果を上げているかを感じ取ることができました。2025年は、さらなる発展が期待できる年となりそうです。