サツマイモが繋ぐ横浜の地域社会
株式会社LEOCと横浜FCが手を組み、地域を結びつける新たな試みが始まりました。その名も「サツマイモが、繋げる・広げる食体験」。このプロジェクトは、地産地消をテーマにしています。横浜市内で農園を運営するジコンファームにて、横浜FCの選手たちが育てたサツマイモは、地元の高齢者施設にも届けられるという、地域密着型の取り組みです。
地元食材を使った健康的な食体験
プロジェクトのスタートは2024年5月にジコンファームでの苗植えから始まりました。横浜FCの選手たちが自ら手をかけたサツマイモが、10月10日には無事に収穫されました。猛暑の影響が懸念される中でも、大きさもさまざまなサツマイモが実り、選手たちもその成果に満足した様子でした。
選手たちが育てたサツマイモの提供
収穫の後、10月15日には横浜FC選手たちの昼食メニューに「サツマイモのいももち」が登場。選手たちは、自ら育てたサツマイモの美味しさを噛みしめながら、練習後のエネルギーを充電しました。自ら育てた食材がそのまま食卓に並ぶ経験に、彼らの笑顔が溢れました。
世代を超えた交流を促進
12月11日には、横浜市内の有料老人ホーム「メディカル・リハビリホームグランダ三ツ沢」にも収穫したサツマイモを使ったメニューが提供されました。この日は、横浜FCの内田智也選手が訪問し、昼食でサツマイモの天ぷらとサツマイモご飯を入居者の皆様に振る舞いました。入居者たちは、地元の食材を使用した料理を堪能し、横浜FCの取り組みを知ることができたと喜びの声を寄せていました。
地域貢献の新たな形
この取り組みが生むのは、ただの食事提供にとどまらず、地域内での絆や理解を深める機会です。入居者様の「地元のお野菜だから、より美味しかった」という感想や、「横浜FCを応援したいと思います」という声は、この取り組みがもたらすポジティブな影響を示しています。内田選手も、「スタジアムがある三ツ沢エリアで、育てたサツマイモを皆さんに提供できて嬉しいです」と所感を述べました。
これからの展望
LEOCは今後も横浜FCとの協力体制のもと、食を通じた社会貢献の取り組みを続けていきます。地域の農産物を活用し、心身ともに満たされる食体験を提供することで、持続可能な社会の実現に貢献していく方針です。
このような取り組みが増えることで、地域のつながりがより強固なものとなり、未来の世代にもその思いが受け継がれます。サツマイモをきっかけにした横浜FCとLEOCのプロジェクトは、その一歩となることでしょう。