Green Carbonがタイの「SETA 2024」に出展
Green Carbon株式会社(以下、グリーンカーボン)は、2024年8月15日から17日にかけてタイ・バンコクで行われた「Sustainable Energy Technology Asia (SETA 2024)」に参加しました。代表取締役の大北潤が登壇し、同社のカーボンクレジット関連の取り組みを発表しました。この展示会は、エネルギー技術の未来を探る重要なイベントであり、近年の二酸化炭素排出削減が求められる中で、革新技術やソリューションが数多く紹介されています。
SETAの概要
SETAはエネルギー業界における重要な展示会で、再生可能エネルギーやスマートエネルギーに関する最新技術が展示されています。今年のSETAも、電力管理やゼロエミッションモビリティ、水素技術など多岐にわたるテーマが取り上げられ、多くの参加企業や来場者が集まりました。
Green Carbonの参加意義
グリーンカーボンは、特に東南アジア地域に重点を置き、自然由来のカーボンクレジット創出に尽力しています。具体的には、森林保全、水田の管理、マングローブの植林、バイオ炭のプロジェクトなど、多岐にわたる環境保全活動を行っています。この度のSETA出展は、TAIの自然資源におけるカーボンクレジットの活用方法を広める良い機会となりました。
JETRO主催のジャパンパビリオン
イベントでは、日本貿易振興機構(JETRO)のジャパンパビリオンに出展し、タイの事業者や関係者とのネットワーキングも行いました。大北がピッチイベントで語った内容には、タイにおけるカーボンクレジットの潜在能力が含まれ、多くの企業から関心を集めました。特に、タイの広大な水田面積(約1000万ヘクタール)に着目し、カーボンクレジットをどのように活用できるかについて強調しました。
持続可能な未来に向けたビジョン
グリーンカーボンは「生命の力で、地球を救う」というビジョンを掲げ、カーボンクレジットの創出から販売まで、一貫したサービスを提供しています。2024年度には、水田におけるメタンガス削減プロジェクトをさらに拡大し、約50,000ヘクタールまで広げる計画があります。このプロジェクトは、日本国内で初めて取得した水田のJ-クレジット(約6,220トン)を含んでおり、環境保護に貢献しています。
最後に
Green Carbonは、今回のSETAでの経験を基に、今後もタイにおける事業展開を進めていく予定です。また、カーボンクレジットを通じた脱炭素活動の促進にも寄与し、持続可能な社会の実現に貢献していきます。
会社概要
- - 代表者:大北潤
- - 所在地:東京都港区赤坂5-2-33IsaI AKASAKA607
- - 設立:2019年12月
- - 事業内容:カーボンクレジットの創出販売、農業関連、環境関連事業、ESGコンサルティングなど
- - 公式サイト:Green Carbon