生成AI活用プラットフォーム「Dify」との提携
株式会社ジェネラティブエージェンツ(以下、ジェネラティブエージェンツ)は、アメリカのLangGenius社と戦略的パートナーシップを締結したことを発表しました。この連携により、ジェネラティブエージェンツは日本において、Difyという生成AIプラットフォームの公式代理店となり、企業に対するAI活用の推進を図ります。
Difyとは
Difyは、ノーコードで生成AIアプリケーションの開発ができるオープンソースプラットフォームです。特に、ITエンジニア以外のビジネスユーザーにも利用しやすく、短期間で高度なAIアプリケーションを構築・運用できる点が魅力です。
特徴
- - ノーコード開発: プログラミングの知識がなくても、直感的な操作でAIアプリケーションを作成できます。
- - 対応する言語モデル: OpenAIのGPT-4oやGoogleのGeminiなどの最新の大規模言語モデルを自由に使用可能です。
- - 高度な検索拡張生成機能: 自社データに基づいた精度の高い回答を生成する能力を持ちます。
- - AIエージェントの開発: 複雑なタスクを自律的にこなす簡易的なAIエージェントの構築が可能です。
- - エンタープライズ向けセキュリティ: 専用のエンタープライズプランにおいて、堅牢なセキュリティ機能を備えています。
このプラットフォームを導入することで、実際の業務を理解する現場の社員が、自ら生成AIを活用した業務改善を行える環境が整います。また、カスタマイズも容易なため、企業特有のニーズや業界状況に合わせたアプリケーション開発が可能です。
パートナーシップの詳細
ジェネラティブエージェンツの役割は、日本国内企業へのDifyエンタープライズプランの提供とその後のサポートです。この活動により、企業はDifyの高度な機能を最大限に活用し、生成AIアプリケーションの開発と導入を迅速に進めることができるでしょう。
提供されるサービス
1.
環境構築と運用支援: AzureやAWSなどのクラウド環境への構築支援や保守運用のサポートを行います。
2.
導入コンサルティング: 企業の課題に応じたAIアプリケーション開発の戦略作りを顧問として手伝います。
3.
業務改善テンプレート提供: 業種別のAIアプリケーションモデルを提案し、即効性のあるテンプレートを提供します。
4.
教育と研修プログラム: Difyの最適な使い方を教育し、社内にAI人材を育成するプログラムを提案します。
今後の展望
ジェネラティブエージェンツは、Difyを活用することで、企業のデジタルトランスフォーメーションを加速させ、業界全体における生成AIの活用を広げていきます。AIエージェント技術に特化した専門集団として、ニーズに応じた柔軟なサポートを行うことで、AIと人間が協力する新しい働き方の実現を目指します。
会社の概要
株式会社ジェネラティブエージェンツは2024年に設立され、東京都港区に本社を構え、AIエージェント技術を通じた新しい価値創造に取り組んでいます。詳細は公式ウェブサイトをご覧ください。
Difyを通して、日本のビジネス環境に革命を起こす一助となることを目指します。