トーチのラボオートメーションシステムが研究開発現場を革命する
2025年7月、東京ビッグサイトで開催される【第7回インターフェックスWeek東京ファーマラボEXPO】にて、トーチ株式会社は自社のラボオートメーションシステムを披露します。このシステムは、研究開発の自動化を加速させるために設計されており、特に「デジタルラボ」と「自動粉体・液体混合分注&HPLC分析システム」に注目が集まっています。
研究開発における手作業の負担
研究者たちは、液体や粉体の分注、さらにはHPLC分析の前処理といった数多くの実験作業を手作業で行っています。このような手作業は、研究者が自身の知識や経験を最大限に活かして新製品の開発や研究計画を立てることを妨げています。また、作業のバラつきや危険な試薬の扱いに伴うセキュリティリスクも大きな課題です。これらの要因から、研究開発の自動化に対するニーズが年々高まっているのです。
多くの企業がラボオートメーションの導入を検討していますが、コストや柔軟性に対する懸念、さらには技術的な課題が導入計画の障害となっています。トーチのラボオートメーションシステムは、こうした現場の課題を解決するために開発された実用的なソリューションとして、多数の企業に採用されています。
トーチが提案する2つのシステム
1. デジタルラボ
このシステムは、協働ロボットを用いて研究開発における様々な実験作業を自動化します。複数の計測機器を一台のロボットで操作することで、実験の効率を大幅に向上させることができるのです。また、協働ロボットは人と同じ空間での作業が可能で、安全性を担保しながらこの技術を活用することができます。プロトコルの変更やパラメータの調整にも対応でき、高い生産性を実現しています。
2. 自動粉体・液体混合分注&HPLC分析システム
このシステムは、粉体と液体の混合作業からHPLC分析までの一連の前処理を自動で行います。特に難易度が高い粉体サンプルを高精度で自動分注し、その後の液体との混合やHPLC分析の手続きまでを一括して自動化しています。これにより、従来手作業に頼っていた煩雑な工程を効率化し、研究現場の負担を軽減し、再現性を格段に向上させることが可能です。
さまざまな業種での活用
トーチのラボオートメーションシステムは、すでに様々な業種の研究開発現場で導入が進んでいます。自動化を検討している方はもちろん、実際に取り組みを進めているものの課題を感じている方にも、活用の可能性を見出す手助けになるでしょう。
実機デモを通じて、その効率性と効果を体感できる絶好の機会です。トーチのブースを訪れて、なぜ多くの企業がトーチのシステムを選んでいるのか、ぜひ確認してみてください。皆さまのご来場を心よりお待ちしております。
会社概要
- - 会社名: トーチ株式会社 (TORCH, Inc.)
- - 所在地: 東京都江東区有明3-7-26 有明フロンティアビルA棟1F
- - 代表取締役社長: 石澤 祐介
- - 設立: 2023年11月
- - 事業内容:
- ラボラトリーオートメーション専門インテグレーター
- Digital Lab導入支援 / システム開発
- 研究開発自動化サポート
- 研究開発自動化トレーニング
トーチは、複数のスーパーエンジニアが在籍し、さまざまなテクノロジーを組み合わせてラボオートメーションのソリューションを提供しています。「あらゆる動作を自動化する」というミッションのもと、自身の創造劇場である研究の空間を実現するために取り組んでいます。