株式会社ベスプラ、山梨県オープンイノベーションプログラムに採択
株式会社ベスプラは、山梨県と株式会社eiiconが共同で実施する「STARTUP YAMANASHI OPEN INNOVATION PROGRAM 2025」において、正式に採択されました。本プログラムは、県内企業や団体が直面する課題に対して、全国のスタートアップが共に解決策を模索し、革新的なビジネスを創出することを目的としています。
ヘルステック分野での挑戦
ベスプラは、山梨県厚生農業協同組合連合会(通称:山梨県厚生連健康管理センター)をホスト企業として迎え、ヘルステックに特化したプロジェクトの推進を計画しています。このプロジェクトでは、次世代の健康支援モデルを構築し、地域全体の健康促進を目指します。
プロジェクト概要
- - ホスト企業: 山梨県厚生農業協同組合連合会(健康管理センター)
- - スタートアップ: 株式会社ベスプラ
- - プロジェクトタイトル: ヘルスケアAIアプリ『つなぐヘルス』
- - 募集テーマ: ヘルステックで創造する個人と地域を支える次世代健康・生活改善モデルの実現
共創の背景とプロジェクト内容
ベスプラは、これまで自治体や研究機関と連携し、歩行や食事管理、認知機能トレーニング、服薬管理、バイタル管理といった多角的ヘルスケア活動に取り組んできました。本プロジェクトでは、「健診で終わらせない健康支援」をテーマに掲げています。
- - 健診結果を日常生活の行動変容につなげる仕組み: 健検結果をアプリを通じて活用し、具体的な行動改善に導くことを目指します。
- - 医療・保健とデジタルの融合: 医療データをデジタル技術で活用し、持続的な健康支援モデルを構築します。
- - 地域健康増進への貢献: 個人の健康だけでなく、地域全体が健康的になることを意識した取り組みを進めていきます。
このように健診データと日常行動データを結びつけることで、「予防 → 生活改善 → 健康増進」の流れを一貫した形で支える新しい地域ヘルスケアモデルの実現を目指します。
代表取締役の遠山陽介氏のコメント
「私は山梨県富士吉田市の出身であり、地元の健康づくりに貢献したいと長年考えてきました。今回、山梨県厚生連健康管理センターという地域医療の中心的な存在と共に働けることは、私にとって大きな節目であり、夢の実現です。厚生連の強みである「健診による情報」を、私たちの「健康行動に結びつける力」で繋ぎ、健診から予防、そして健康増進へとつなげる新しいモデルを構築したいと考えています。」
STARTUP YAMANASHI OPEN INNOVATION PROGRAM について
STARTUP YAMANASHI OPEN INNOVATION PROGRAMは、今後の産業構造の変革が期待される山梨県で、県内企業と全国のスタートアップが共創して新たなビジネスを創造することを目指すプログラムです。過去2年間で8つの共創プロジェクトが実を結び、実証実験から社会実装まで程よい成果を上げています。これからの動向に目が離せません。
株式会社ベスプラの概要
ベスプラは、デジタルヘルスケア事業を通じて認知症や生活習慣病の予防、健康維持に貢献しています。主力製品の『脳にいいアプリ×健康ポイントサービス』は、全国25以上の自治体で使用され、行動変容の促進に寄与しています。