PhotoQ3とDEFTA Partnersの資金調達について
2022年1月14日、株式会社PhotoQ3はDEFTA Partnersとの提携を正式に発表し、総額2億円の資金調達を第三者割当増資の形で実施しました。この提携は、両社のビジョンが合致したことから実現しました。
PhotoQ3の使命
PhotoQ3は、特に治療法のない疾患に焦点を当て、「患者と社会に貢献する」ことを企業のビジョンに掲げています。このビジョンを実現するために、同社は新しい治療法であるiTAP法(intelligent Targeted Antibody Phototherapy)の開発に注力しています。iTAP法は、抗体の生物学的特異性と外部光エネルギーを利用し、細胞内の代謝メカニズムを巧みに組み合わせた画期的なアプローチです。この新規治療法の開発は、主に癌領域における新しい治療方法の確立を目指しています。
DEFTAの理念
一方でDEFTA Partnersは、「会社は社会の公器である」という理念のもと、公益資本主義に基づいています。革新技術に対して積極的に資金を投入し、人々が健康で長生きできる社会の実現を目指しています。DEFTAは中長期的な視点から、PhotoQ3の経営を支援する考えです。
企業情報
株式会社PhotoQ3
- - 設立: 2019年9月
- - 所在地: 東京都千代田区二番町5番地2麹町駅プラザ901
- - 代表者: 須藤 幸夫、浜窪 隆雄
- - URL: photoq3.com
DEFTA Partners
- - 設立: 1984年4月
- - 所在地: サンフランシスコ市
- - 日本国内事業拠点: 株式会社デフタ・キャピタル
- - 所在地: 神奈川県横浜市西区高島1-1-2横浜三井ビルディング15階
- - 代表者: 原 丈人
- - URL: deftapartners.com
今後の展望
PhotoQ3は今回の資金調達を活用し、さらなる技術開発や事業展開を進める予定です。この新たな資金がどのような形で同社の研究開発に寄与するのか、今後の展開に注目が集まります。
この提携および資金調達が、革新的な医療技術の実現に向けた一歩となることが期待されています。将来的には、多くの患者に役立つ新しい治療法が出てくることを願わずにはいられません。