ニュージーランド北海道酪農協力プロジェクトについて
日本の酪農業は、持続可能性と収益性を高めるために、さまざまな取り組みが行われています。その中でも、ニュージーランドの酪農技術を活用した「ニュージーランド北海道酪農協力プロジェクト」は、特に注目を集めています。このプロジェクトは、2014年にスタートし、ニュージーランド政府、フォンテラジャパン株式会社、ファームエイジ株式会社が協力し、北海道庁とホクレンの支援を受けながら進められています。このプロジェクトの目標は、北海道の放牧酪農の可能性を探り、日本の酪農業における新たな収益モデルを提案することです。
セミナーの概要
この度、北海道と東京で開催される放牧酪農セミナーは、酪農に関心のある方々にとって貴重な機会となるでしょう。特に、9月13日と17日に行われる道北地区とオホーツク地区のディスカッショングループでは、実践的な放牧の学びを深めることができるプログラムが用意されています。
道北地区ディスカッショングループ
- - 日時: 9月13日(土) 11:00〜13:00
- - 場所: 高原牧場(天塩町)
- - 概要: 搾乳頭数約40頭、草地面積93haの小規模集約放牧実践農場で行われます。利用できる情報や実際の飼育技術について、参加者同士のディスカッションが行われます。
オホーツク地区ディスカッショングループ
- - 日時: 9月17日(水) 11:00〜13:00
- - 場所: Rich Field 松岡牧場(興部町)
- - 概要: 搾乳頭数約80頭、草地面積100haの中規模集約放牧実践農場において、同様にディスカッションが行われます。
東京でのグラスフェッド&アグリテックファーミングセミナー
北海道での勉強会の後、9月19日(金)には東京でのセミナーが行われます。グラスフェッドとアグリテックをテーマにしたこのイベントは、持続可能な酪農の最新情報を学べるチャンスです。
- - 日時: 9月19日(金) 15:30〜17:40
- - 場所: TKP ガーデンシティ PREMIUM 品川高輪口
- - 定員: 最大100名(事前登録制)
- - 講師陣: メインコンソルタントのキース・ベタリッジや天塩町の放牧酪農家、高原弘雄氏、北海道庁農政部からも登壇者が参加します。
参加方法
各ディスカッショングループは先着20名、東京セミナーは最大100名の参加者を募集中で、いずれも参加費は無料となっています。興味がある方は、早めの申し込みをお勧めします。
お申し込みフォームは以下のリンクで確認できます。
参加希望の方は、締切日(各イベントの数日前)までにお申し込みを済ませてください。定員に達し次第、締め切らせていただきますので、ご了承ください。
結論
ニュージーランドの放牧酪農の知識を深め、実践的な情報を得られるこのセミナーは、今後の酪農業における重要なイベントとなること間違いありません。持続可能な未来に向けて一歩を踏み出すために、ぜひ参加を検討してください。