オムロンと東京センチュリーが協業開始
この度、オムロン ソーシアルソリューションズ株式会社(OSS)と東京センチュリー株式会社が、低圧FIT売電保証サービスにおいて新たな協業を発表しました。具体的には、オムロン フィールドエンジニアリング(OFE)と東京センチュリーが共同で出資した特別目的会社「低圧蓄電サービス合同会社」を通じ、OSSと本合同会社が連携し、新しいサービスを提供します。
背景と目的
OSSは、2056年5月から低圧FIT太陽光発電所を保有する発電事業者に向け、出力制御によってFIT売電ロスを減少させる「低圧FIT売電保証サービス」を提供しています。この協業では、より安定したサービス運営と基盤の強化を目指しています。
サービス概要
このサービスは、低圧FIT太陽光発電所を運営する企業に、蓄電池を活用して出力制御による売電ロスを軽減することを支援します。OSSと本合同会社が協力して事業を実施し、OSSが蓄電池の充放電を管理しながら、発電事業者に代わって電力市場での取引をアグリゲーターとして担います。一方、東京センチュリーは初期投資を気にせずサービスを導入できるよう、ファイナンスを組成します。
過去の協業実績
実は、オムロングループのOFEと東京センチュリーは、2024年から高圧向けFIT売電保証サービスでも協業を行っています。今回の低圧向けサービスは、これに続く成功体験を活かした内容で、オムロンの技術と東京センチュリーの金融力を融合させ、発電事業者の課題解決を目指しています。
未来に向けて
OSSと東京センチュリーは、この新サービスを通じて、発電事業者の安定的な運営を支援し、更なる再生可能エネルギーの利用促進に力を注ぎます。これにより、カーボンニュートラルの実現に貢献することを目指すのです。
FIT(固定価格買取制度)とは
再生可能エネルギーの発電に対し、国が定めた価格で買い取ることを義務づける制度です。これによって、発電事業者は安定した収入を得ることができます。
出力制御について
電気の発電量と使用量を調整するため、一般送配電事業者の指示に従って、発電量を抑制することを意味します。これにより、需給バランスを保つことが可能になります。
アグリゲーターの役割
複数のエネルギーリソースを調整し、電力市場での取引や需給の調整業務を行う事業者です。これにより、電力の効率的な使用と売買が実現します。
東京センチュリーは、国内外のパートナーと共に、社会や産業の課題解決に取り組む企業グループ。そのビジネス領域は多岐にわたり、持続可能な社会の実現に貢献することを目指しています。