Synspectiveの新子会社
2025-03-18 15:55:12

Synspective、米国での衛星データ事業を拡大する新子会社を設立

Synspective、米国で新たな子会社設立



株式会社Synspective(本社:東京都江東区、代表取締役CEO:新井元行)は、持株会社のSynspective USA HD, Inc.と、事業会社のSynspective USA, Inc.の2社を設立したことを発表しました。新しい事業拠点は、コロラド州に置かれ、米国市場への本格的な展開を目指しています。

同社は、小型SAR衛星の開発・運用に加え、衛星データの販売からソリューションの提供まで行っています。今回の米国市場への進出は、世界最大の宇宙関連市場である北米・中南米地域において、最先端技術を駆使した衛星データとその解析結果を提供するための大きな一歩となります。

米国市場の成長を見込む



Global Market Insightsが発行した「Synthetic Aperture Radar (SAR) Market Report, 2024-2032」によると、北米地域のSAR市場は急成長が見込まれています。2023年には9,625百万ドル(約1.5兆円)と推定されており、2030年には19,569百万ドル(約3.1兆円)に達するとのことです。これに伴い、Synspectiveは米国・中南米地域において、多岐にわたるクライアントのニーズに応える体制を整えています。

新設されたSynspective USA, Inc.は、国家安全保障、インフラモニタリング、災害対応、環境監視など様々な分野でのデータ提供に注力し、地域のステークホルダーとの連携を強化する方針です。この動きは、事業のさらなる成長を支える重要な一環として位置づけられています。

新井CEOとKumar Navulurのコメント



Synspectiveの新井元行CEOは「宇宙産業の重要なマーケットである米国に拠点を設立できたことを、大変嬉しく思っています。米国市場への拡大は、実用的なインサイトを提供するという当社の使命を加速させます。」とコメントしています。また、米国子会社の代表であるKumar Navulurは「この支社の設立により、地域のニーズに応えるための基盤が整いました。ローカルパートナーと共に持続可能な未来に向けて実用的なデータを提供します」と意気込みを語っています。

Kumar Navulurの背景



Kumar Navulurは、地理空間業界で30年以上の経験を持つ専門家で、数多くの国際的な組織に関与してきました。特に、Open Geospatial Consortium(OGC)や国連の地理空間情報専門家グループ(UN-GGIM)での活動は、彼のスキルを生かした業界内での影響力を強めています。また、リモートセンシングやGISの分野での革新に寄与してきました。

Synspectiveの展望



株式会社Synspectiveは、2020年代後半までに30機の小型SAR衛星コンステレーションを構築し、地球全体の観測を可能にする新たなインフラの創造を目指しています。これにより、自然災害や環境問題、社会問題に対し、迅速で効果的なソリューションを提供していく予定です。

今後もSynspectiveは、米国市場において様々なビジネスチャンスを開拓し、持続可能な社会の実現に寄与していくことでしょう。


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会社情報

会社名
株式会社Synspective
住所
東京都江東区三好3-10-3THE BREW KIYOSUMISHIRAKAWA 1F
電話番号
03-6811-1355

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