進化するインターンシップ
2016-12-29 11:00:22

異業種連携で進化するインターンシップの新常識とは

異業種連携で進化するインターンシップの新常識とは



近年、学生の就職活動における課題が浮き彫りになっています。その中で、企業が協力して開催する合同インターンシップが注目されています。今回、森永製菓、国分、成城石井、イシダの4社が連携し、「食」をテーマにした合同インターンシップを実施しました。この取り組みは、学生に「リアルな働き方」を体験させ、業界理解を深めることを目的としています。

インターンシップの背景と目的



最近の人事アンケートによると、企業の人事担当者の多くが、学生の業界や職種への理解が不足していることを懸念しています。実際、93社の人事担当者が自社応募者を評価した結果、自己分析に時間をかける学生が多い一方で、業界知識や企業理解に対する意識が薄いことが浮き彫りになりました。これにより、学生が内定を辞退するケースも増えており、企業は非効率な採用を強いられています。

このような現状を打破するため、合同インターンシップが実施されました。「食に関わる仕事」の魅力を広く伝え、学生に多様な選択肢を提供することが狙いです。連携することで、業界全体の情報を発信し、学生の視野を広げる取り組みが期待されています。

ワークショップ形式での体験学習



このインターンシップは、ワークショップ形式で実施され、学生たちは自ら質問を通じて情報を収集しました。4社、12職種についての理解を深める中で、チームメンバーと「職種相関図」を作成する活動に取り組みました。これにより、業界や職種間のつながりを明確に視覚化することができ、主体的な学びの場となりました。

学生からは好評の声が寄せられ、「各職種のつながりを実感できた」「普段は知ることができない深い学びが得られた」といった感想が多くありました。こうした経験は、就職活動において非常に価値のある財産となったようです。

次回の展開



この成功を受け、1月にはファッションビジネス編の職種マッチングセミナーも予定されています。帝人フロンティア、オンワード樫山、イトーヨーカ堂の3社が主催し、ファッションに関心のある学生に向けた新たなチャンスを提供することになります。異業種連携によるインターンシップは、今後ますます注目されることでしょう。

もっと詳しい情報は、こちらからご確認ください。 合同インターンシップ情報

会社情報

会社名
株式会社マキシマイズ
住所
東京都品川区大崎3-6-4トキワビル4階
電話番号
03-5747-9390

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