誠恵高等学校の高山優衣さんが大賞受賞!
静岡県沼津市に位置する誠恵高等学校の2年生、高山優衣さんが、先日開催された「第16回美術工芸甲子園」で見事に大賞を受賞しました。このコンペティションには、陶芸や絵画など合計10部門があり、全国各地から147点の作品が応募されましたが、高山さんの作品『経過』が1位に輝くという快挙を成し遂げました。
誠恵高等学校について
誠恵高等学校は、1950年に創立された歴史ある学校で、普通コース、進学コース、情報処理コース、芸術コースの4つのコースが提供されています。特に、芸術コースでは2年生からデザイン、絵画、陶芸の各専攻に分かれ、専門的な技術を身につけることができる環境が整っています。陶芸専攻には、特大のガス窯が設置されており、生徒たちはその設備を活用して大作に挑んでいます。さらに、陶芸部ではプロの陶芸家が個別指導を行うなど、充実した教育が行われています。
高山優衣さんの作品『経過』
高山優衣さんの作品『経過』は、りんごを題材にしており、その選定には彼女自身の深い思考が反映されています。彼女は、りんごが美術作品で象徴的に扱われることに魅力を感じ、自らの作品を通じて時間の経過と変化を表現することを決めました。この作品では、時間の経過に伴ってりんごの姿が変化していく様子を形にし、それが人々の感情や印象にも影響を与えることを示しています。
「大賞を受賞できたことは本当に嬉しいです。この作品を通して感じ取った時間の大切さや変化の美しさを、多くの人に伝えたいです」と高山さんは受賞後のコメントで語っています。彼女の感受性と創造力、そして自身の思いを作品に込めた姿勢は、今後のさらなる成長を期待させます。
学校の教育方針
誠恵高等学校では、勉学だけでなく多様な部活動や課外活動を通じて生徒の個性を大切に育てています。学校は生徒一人ひとりの可能性を引き出し、進学や就職においてもそれぞれの目標に合わせたサポートを行っています。今後も多様性と先進性を大切にし、時代に柔軟に対応した教育を推進していく予定です。
美術工芸甲子園について
「第16回美術工芸甲子園」は京都伝統工芸館で開催されており、近隣の方々や観光客からも注目を集めています。会場では、様々な作品が展示され、多くの方にアートの楽しさや魅力を伝えています。
会期は2024年12月15日までで、火曜日と水曜日が休館日となっています。これからも応援をよろしくお願いいたします。また、誠恵高等学校の詳しい情報は公式サイトでもご確認いただけます。