江戸川乱歩生誕130年記念朗読劇の詳細
江戸川乱歩、彼の作品と人生に光を当てる機会が訪れます。2024年11月3日と4日に豊島区で開催される「としまミステリーフェス」において、ノサカラボが制作する朗読劇「鬼」が上演されることが決まりました。これは江戸川乱歩の生誕130周年を祝う特別なイベントであり、彼の名作が豪華声優陣によって新たな命を吹き込まれます。
ノサカラボとは?
ノサカラボは、演出家の野坂実さんを中心に、2021年から活動を開始したプロジェクトで、世界中の名作ミステリーを舞台化することを目的としています。これまで、山寺宏一さんや水島裕さんといった実力派声優陣とのコラボレーションや、生演奏による朗読劇の制作などで多くの注目を集めてきました。
今回の朗読劇は、江戸川乱歩の作品の中でも特に謎解きが評価されている『鬼』を基にしています。彼の作品には、人間の内面に潜む暗い部分や、犯罪心理が巧妙に描かれており、観客を惹きつけてやみません。
朗読劇『鬼』のあらすじ
この物語は、帰省中の殿村と彼の親友である大宅幸吉が村の外れで、若い女性の遺体を見つけるところから始まります。死体は山犬によって食い荒らされており、顔が識別できない状態でしたが、着物によって彼女が鶴子であると分かります。事件は彼女の遺体発見から様々な謎が展開しますが、特に幸吉が関与している事実が暗示され、観客はその真相に引き込まれます。
出演者とスタッフ
公演の際には、多彩な声優陣が出演します。11月3日には小山力也さんや千葉翔也さん、11月4日には平川大輔さんや高橋広樹さんが登場し、魅力的な朗読を披露します。演出は、名作ミステリーの舞台化に定評のある野坂実さんが担当します。
公演概要
- - 公演日程: 2024年11月3日(日)13:00/17:00、11月4日(月)12:00/16:00
- - 会場: あうるすぽっと(東京都豊島区東池袋4丁目5-2 ライズアリーナビル)
- - チケット料金: 一般3,000円、子供1,000円(小学生~中学生)
- - チケット販売開始日: 一般発売は10月13日(土)10:00よりスタート
エンターテインメントとしてのミステリー
ノサカラボの取り組みは、ただの舞台を超えた体験を提供します。観客は、物語の中でさまざまな謎を解くことで、自らもミステリーの一部となり、作中の登場人物と共に冒険する感覚を味わえます。
江戸川乱歩作品の声に耳を傾け、彼の映像的で不気味な世界に浸るこの朗読劇は、参加者全員に深い感動を与えることでしょう。ミステリーフェスの一環として、特別な体験をお見逃しなく。
詳細情報はこちらからご確認いただけます。