世界防災フォーラムin仙台
2023-01-28 11:06:21
仙台で世界防災フォーラム国内実行委員会開催へ!ニューヨーク国連会議への提言も目指す
仙台で世界防災フォーラム国内実行委員会開催!ニューヨーク国連会議への提言も目指す
2023年2月2日(木)、東北大学災害科学国際研究所にて、世界防災フォーラム国内実行委員会が開催されます。この委員会では、2023年3月10日から12日にかけて開催される第3回世界防災フォーラムの詳細が決定されます。
注目すべきは、第3回フォーラムが2023年5月にニューヨークで開催される国連ハイレベル会議への提言を目指すという点です。 これは、仙台で2015年に開催された第3回国連防災世界会議で策定された「仙台防災枠組2015-2030」に基づいています。この枠組は、2030年までに災害による死者数や経済的損失を削減するための7つの目標を掲げており、世界各国の防災対策の指針となっています。
今回の国内実行委員会では、第3回フォーラムのテーマ、プログラム、レセプションなどの最終決定が行われ、メディア関係者に向けてフォーラムの見どころが紹介されます。 参加者には、東北大学災害科学国際研究所所長の今村文彦氏を委員長とする国内実行委員会メンバーや、世界防災フォーラムの代表理事である小野裕一氏らが名を連ねています。仙台市や宮城県からの参加者もおり、地域を挙げての取り組みであることがわかります。
過去2回の世界防災フォーラムは、世界各国から多くの参加者を集め、国際的な防災ネットワークの構築に大きく貢献してきました。第1回(2017年)には42の国と地域から947名、第2回(2019年)には38の国と地域から871名の会議登録者があり、関連行事も含めるとそれぞれ1万人以上、8000人以上の延べ参加者数を記録しています。2022年には、「World Bosai Walk TOHOKU+10」というイベントも開催され、東北沿岸地域の復興状況を世界に発信しました。
東北大学災害科学国際研究所は、世界防災フォーラムを全面的に支援し、その中心的役割を担ってきました。今回の国内実行委員会も、同研究所が中心となって開催されます。
第3回世界防災フォーラムは、3月9日(木)から13日(月)まで開催され、スタディツアーやエクスカーションも含まれる予定です。 国際的な防災対策の動向を把握したい、防災に関わる研究者や関係者にとって、このフォーラムは非常に重要な機会となるでしょう。 また、ニューヨークの国連会議への提言という点からも、その成果に大きな注目が集まっています。
開催概要
日時: 2023年2月2日(木) 13:00~14:00 (受付開始12:30)
場所: 東北大学 災害科学国際研究所 1F 多目的ホール (宮城県仙台市青葉区荒巻字青葉 468-1)
参加者: 世界防災フォーラム国内実行委員会メンバー、世界防災フォーラム関係者
取材申し込み: 1月31日(火)16:00までにGoogle Formより申し込み。
この国内実行委員会と、続く世界防災フォーラムは、世界規模の防災対策の進展に大きな影響を与えるでしょう。 今後の動向に注目です。
会社情報
- 会社名
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一般財団法人 世界防災フォーラム
- 住所
- 宮城県仙台市青葉区荒巻青葉468-1-E501
- 電話番号
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