JA愛知信連が開催した若手職員向けキャリアワークショップ
JA愛知信連が主催した「3県合同キャリアワークショップ」が、JA愛知信連、JA静岡信連、JA岐阜信連の協力のもと、33名の若手職員が参加して開催されました。このワークショップは、入会2・3年目の職員を対象としており、キャリア自律を促進するための貴重な機会となりました。参加者たちは、今後のキャリアを主体的に考える力を身につけ、自分らしい働き方を実現するためのヒントを得ることを目的としています。
イベントの概要と目的
本ワークショップは、単なるキャリア研修に留まらない、新しいアプローチを取り入れたプログラムです。参加者は、自己成長や互いの学び合いを通じて、個々のキャリアに対する人生観や価値観を深めることを目指します。
主催者であるJA愛知信連は、過去数年にわたって人材育成を共通テーマにして各信連が連携してきました。今回のワークショップは、そうした関係をさらに深めるための知識交換の場でもありました。
ワークショップ詳細
午前の部:自己理解を深める
午前中は「自分らしいキャリアの材料集め」をテーマにしたアクティビティが行われました。参加者は自分の価値観を明確にするために、バリューズカードを使って自身の価値観を言語化しました。また、ライフラインチャートを用いて自分の人生の浮き沈みを視覚化し、相互にインタビューを行うことで複数の視点から自己理解を深めました。さらに、キャリアの計画的偶発性理論に基づき、予期せぬ出来事をどのようにキャリアに生かすかを学びました。
午後の部:先輩の経験に学ぶ
午後には、先輩職員によるパネルディスカッションが行われ、若手職員たちはリアルなキャリア体験を共有されました。3名の中堅職員が参加し、仕事に対する向き合い方や転換点、楽しむためのコツについて語りました。
特に注目を集めたのは、若手職員がキャリアを形成するために実践すべき経験や活動についての具体的なアドバイスでした。これにより、参加者は自分のキャリアをどのように構築していくかの具体的なビジョンを持つことができました。
ジョブクラフティングの実践
また、ワークショップでは「ジョブクラフティング」というテーマも取り上げられました。これは、自分の仕事をより自分らしくやりがいを持って取り組む手法で、タスク、人間関係、認知の3つの側面から自分の仕事を再設計することを目指します。
参加者からの感想
参加者からはポジティブなフィードバックが多く寄せられました。特に同世代の職員との交流が生んだ気づきに感謝する声が響き、「共通の悩みを持つ仲間と出会い、自分の考え方次第でキャリアが変わっていくことを実感しました」といったコメントがありました。このような交流の場が、さらなるキャリア戦略を考えるきっかけになることを期待されます。
今後の展望
JA愛知信連は、今後も若手職員のキャリアを支援するための時間や場を定期的に設けることを検討しています。また、県を超えたコラボレーションが新しい視点やネットワーク作りに繋がるとして、こうした取り組みを継続していく意欲を示しています。*
「自分のキャリアは自分で創る」という意識を育むことで、若手職員が安心して自分らしさを発揮できる環境を構築していくことが目指されており、今後の展開が注目されます。
JA愛知信連の基本情報
- - 住所:愛知県名古屋市中区錦三丁目3番8号
- - 代表者:理事長 磯村 幹夫
- - URL:JA愛知信連
他のJA信連の概要
JA静岡信連
- - 住所:静岡県静岡市駿河区曲金3丁目8番1号
- - 代表者:理事長 吉田 正吾
- - URL:JA静岡信連
JA岐阜信連
- - 住所:岐阜市宇佐南4丁目13番1号
- - 代表者:理事長 野津 博和
- - URL:JA岐阜信連
株式会社アトラエ
- - 住所:東京都港区麻布十番1-10-10 ジュールA 8F
- - 代表者:CEO 新居 佳英
- - URL:アトラエ
このように、各組織が連携し、多様な観点から若手職員のキャリア形成に寄与する取り組みは、今後もさらなる発展を遂げるでしょう。