フォワードがショートを傘下に
株式会社フォワード(本社:東京都新宿区)は、スカウト運用代行や採用支援を行う株式会社ショート(本社:千葉県松戸市)の全株式を取得して子会社化したと発表しました。この統合により、フォワードは新卒採用支援の事業を本格的に強化する方針です。
ショートの強み
ショートは、ターゲット設定からスカウト送付、日程調整までの一連のプロセスを支援することで、採用担当者の業務負担を軽減しています。この企業は、約100社以上の新卒採用を支援した実績を持ち、特にスカウト運用を通じて企業と求職者とのマッチングを促進しています。代表取締役の岩田達成氏が掲げる「努力によってイキイキした人生をつくる」というミッションのもと、効率的な採用を目指しています。
取得の概要
フォワードによるショートの全株式取得は、2025年12月26日を効力発生日としています。取得方法や金額は非公開ですが、この動きはフォワードにとって、新卒採用市場への本格的な参入を意味します。
新卒採用市場の現状
近年、新卒採用分野では様々な課題が浮き彫りになっています。
- - 母集団の形成の難易度が上昇
- - スカウト媒体の運用負担が増大
- - 候補者体験を設計する難しさが増す
- - 内定承諾率の低下
このような課題に対応し、フォワードはショートのノウハウを活かしながら、新卒採用支援を行っていく方針です。
今後の展望
フォワードとショートの統合は、以下の3つの方向性で進行します。
1.
新卒スカウト特化型AIモデルの高度化:ショートが持つデータをもとに、AIロジックを改善し、スカウト配信設計やマッチ度判定などにおいて新卒特有の要素を反映させていきます。
2.
新卒採用支援の統合パッケージ化:戦略設計からスカウト、日程調整までを一貫して提供することで、より高い採用成果を目指します。
3.
新卒採用におけるROI改善:媒体費や人件費、内定辞退リスクを考慮しながら、新卒採用の費用対効果を最大化します。
代表のコメント
フォワードの名古屋考平社長は、今回の統合を通じて、自社のプロダクト力とショートの実績を組み合わせることで、より強固な採用支援を行う意向を示しました。彼は「採用成功は高機能なプロダクトだけでは達成できず、良い戦略と運用が相互に作用して初めて実現する」と述べています。
一方、ショートの岩田達成社長も「運用品質の高さによる成果の最大化」を実現するために、フォワードグループであることを嬉しく思うとコメント。これにより、多くの企業が採用活動での成功を収められるような環境を提供するとしています。
終わりに
フォワードとショートの統合は、新卒採用市場における新たな潮流を生み出す可能性を秘めています。両社はお互いの強みを生かし、新たな採用戦略を確立することで、今後の展開に期待が膨らみます。この動きが、求職者と企業のより良いマッチングにつながることを願っています。