食文化ルネサンス
2020-09-18 14:10:02
一般社団法人食文化ルネサンス設立記念オンラインカンファレンスの成功を振り返る
一般社団法人食文化ルネサンス設立記念オンラインカンファレンスの成功を振り返る
2020年9月28日、一般社団法人食文化ルネサンスによる設立記念のオンラインカンファレンスが開催され、食文化の重要性とそれに対する取り組みが多くの視聴者に共有されました。本イベントは、食文化に関わる有識者や業界の専門家を招き、YouTubeライブを通じて多くの視聴者に配信されました。
カンファレンスの概要
このカンファレンスは、14:00から16:00までの間に行われ、セッションが2つ用意されています。第一のセッションでは「食を文化に!」と題し、食文化が法律で明文化された歴史や意義、今後の展望が話し合われました。
セッション①「食を文化に!」の内容
このセッションでは、オーナーシェフの落合務氏や、全国調理師養成施設協会会長の服部幸應氏など、業界の重鎮が登壇し、日本における食文化の発展について真剣な議論が行われました。彼らは、国が食文化を文化的価値として認識するに至った経緯と、それによってもたらされたポジティブな影響について語り、さらなる発展に向けた提言がなされました。
特に、法律の改正に伴い、食文化に対する国の取り組みが強化される中で、民間の団体が果たす役割についても強調されました。食文化の復興に向けた新たなアプローチが求められる時代に、業界の専門家たちが協働し、知恵を集めていく重要性が強調されたのです。
セッション②「コロナ危機を乗り越える」のトピック
続くセッションでは、「コロナ危機を乗り越える」というタイトルで、木乃婦の三代目主人である高橋拓児氏、HAJIMEのオーナーシェフ米田肇氏、TOSHI YOROIZUKAの鎧塚俊彦氏が登壇しました。このセッションでは、コロナウイルスの影響が飲食業界にもたらした新たな課題が取り上げられ、それに応じた業界の対応策が議論されました。
参加者たちが感染症拡大以前から抱えていた問題点を整理し、今回の危機によって明らかになった新たな課題への対応が必要とされていることが認識されました。従来のビジネスモデルが通用しなくなった今、戦略を変える必要性が強調され、柔軟なアプローチが求められるとの意見が多く出ました。
コーディネーターとしての役割
これらふたつのセッションを通じて、コーディネーターとしての役割を担った二之湯武史氏が、全体を統括し、意見を引き出す進行を行いました。彼の巧みな進行によって、パネリスト間の活発な意見交換が促進され、視聴者にとっても貴重な情報を得る機会となりました。
一般社団法人食文化ルネサンスとは
設立された一般社団法人食文化ルネサンスは、日本の食文化を発展させるための様々な活動を行っている団体です。文化庁とも連携しながら、食文化を新たな形で提案し、食の価値を復興させることを目指しています。
設立の背景には、文化芸術基本法の改正があり、食文化の重要性が国の政策の中でも位置付けられるようになりました。団体は、これまでの活動で得た経験をもとに、今後、文化的価値のさらなる発展を目指し、積極的な提言を行っていくことを誓っています。
このオンラインカンファレンスは、その一環としての意味合いを持ち、視聴者に対して食文化の深い理解を促し、広く発信する機会となったのです。
会社情報
- 会社名
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一般社団法人 食文化ルネサンス
- 住所
- 東京都渋谷区代々木2-13-4新中央ビル3階
- 電話番号
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