クックデリが新たに導入した「花粉症手当」
大阪本社を持つクックデリ株式会社は、社員のWell-beingを促進するために、2025年2月より新たに「花粉症手当」を導入することを発表しました。このユニークな取り組みは、毎年訪れる花粉シーズンに悩まされる社員を支えることを目的とし、従業員の心身の健康を維持し、ストレスの少ない業務環境を提供します。
花粉症手当の具体的な内容
この手当には、以下のようなポイントがあります。
- - 保湿ティッシュの支給:全社員に保湿ティッシュを3箱ずつ無償提供します。花粉シーズンにおいて必需品のティッシュが手に入ることで、社員は快適さを感じることができるでしょう。
- - 治療費の補助:花粉症にかかる診療費や処方薬の費用を手当として支給します。この補助により、経済的な負担を軽減し、早期の診療を受けることを促進します。
期待される効果とは?
この花粉症手当は、単なる補助制度にとどまらず、以下のような効果が見込まれています。
- - 業務の生産性向上:花粉症による様々な症状が業務中の集中を妨げるため、快適な環境を提供することで業務効率が向上します。
- - 経済的な負担軽減:花粉症対策としての薬やマスクなど、負担になりがちな経費を企業が補助することで、社員への経済的な支援となります。
- - エンゲージメントの向上:ストレス軽減を図ることで、従業員のエンゲージメントが高まり、結果的に職場全体の離職率や採用活動にもポジティブな影響が期待されます。
取り組みの背景
この取り組みの発端は、クックデリが行った社内アンケートにあります。調査の結果、社員の約50%が花粉症を抱えており、その中でも89%が「花粉症が自身の仕事に影響を及ぼしている」と回答しました。このような実情を受けて、Well-being推進室は健康サポートの仕組みを強化することにしたのです。
Well-being推進室の担当者は、「社員の健康を支える取り組みは継続していかなければならないと考えています。社内から上がった声を基に、今後も働きやすい職場環境を整備していきたい」と述べています。
社員からの反響
花粉症手当の導入に対して、社員からは嬉しい声が多数寄せられています。「市販薬でしのいでいたが、治療費の補助があればしっかりと治療できる」「花粉症で病院に行くのが大変なので、この制度は本当にありがたい」といったポジティブな意見が多く見受けられました。また、ティッシュの配布に対しても、「保湿ティッシュをもらえて嬉しい!」「家族全員が花粉症なので、ありがたく使用します」と感謝の声が上がっています。
今後の方向性
クックデリでは、花粉症手当のほかにも、健康診断、人間ドック、婦人科検診、歯科検診など、計12項目にわたる福利厚生を展開しています。これらの取り組みを通じて、社員が心身ともに健康で快適に働ける環境を作り出し、社員満足度向上を目指しています。
クックデリについて
高齢者施設向けに完全調理済みの冷凍食品を提供しているクックデリ。超高齢化社会のニーズに応えつつ、施設での効率的な食事提供を実現しており、社会に貢献する姿勢が評価されています。安全で栄養バランスに優れた食事を通じて、高齢者の幸せな未来を築くお手伝いをしています。