データ利活用を加速!インサイトテクノロジーが「Insight Masking SaaS Edition」正式リリース
株式会社インサイトテクノロジーは、2024年7月16日、高性能データマスキング製品「Insight Masking SaaS Edition」の正式リリースを発表しました。本製品は、企業が保有するデータを安全に分析・利活用するためのソリューションです。
近年、経営戦略やマーケティング施策において、データ分析の重要性が高まっています。しかし、個人情報を含むデータの取り扱いは、セキュリティ面で大きな課題となっています。
「Insight Masking SaaS Edition」は、このような課題を解決するために開発されました。導入・運用が容易なため、IT部門に頼ることなく、業務部門だけでスピーディーにデータの匿名化処理を実行できます。
「Insight Masking SaaS Edition」のメリット
1.
短期間での利用開始が可能
従来の「Insight Masking」は、導入までにセキュリティや監視要件などの調整が必要で、時間がかかっていました。しかし、「Insight Masking SaaS Edition」は、クラウド環境で提供されるため、契約後すぐに利用を開始できます。
2.
業務部門主導の運用が可能で、社内工数削減
IT部門の協力を得ることなく、業務部門だけでデータの匿名化処理を完結させることができるため、社内工数を大幅に削減できます。
3.
スモールスタートが可能
特定部署や特定業務からの導入など、スモールスタートにも対応しています。導入範囲を段階的に拡大することも可能です。
「Insight Masking SaaS Edition」の機能
1.
Word、Excel、PowerPoint、PDF文書内の個人情報匿名化(墨消し)機能
「Insight Masking SaaS Edition」は、Microsoft Officeアドイン機能により、文書から個人情報を自動で検出し、匿名化処理を行います。さらに、新たにPDFファイル内の個人情報の墨消しにも対応しました。
2.
WebAPIによるリアルタイム匿名化
WebAPIを活用することで、既存システムのデータをリアルタイムに匿名化することができます。例えば、顧客からの問い合わせデータに含まれる個人情報をリアルタイムで匿名化し、安全な形式で保存することが可能です。
「Insight Masking」について
「Insight Masking」は、データの保護と利活用を目的とした、インサイトテクノロジーが提供するマスキングツールです。
データに含まれる個人情報や機密情報を自動的に抽出し、豊富なアルゴリズムを用いて高速に匿名化処理を行います。
特に、大規模言語モデルを活用した高度なフリーテキストマスキング技術により、メール本文、チャットのテキスト、CRMデータなど、様々なテキストデータ内の個人情報や機微情報をリアルタイムかつ高速に匿名化・秘匿化することができます。
インサイトテクノロジーについて
インサイトテクノロジーは、1995年の創業以来、データベース技術を専門とする企業です。企業が自社データを活用し、インサイトを得るためのデータ活用基盤「インサイト・インフラ」関連の製品とプロフェッショナルサービスを提供しています。
近年では、データ利活用を促進するためのデータガバナンスソリューションを提供し、企業のDX推進を支援しています。
また、データ技術者向けのカンファレンス「db tech showcase」を毎年開催しており、世界中のデータ技術のエキスパートが集結します。
「Insight Masking SaaS Edition」は、企業のデータ利活用を促進し、DXの成功に貢献する画期的なソリューションです。