ディオールの新展覧会
2025-05-22 16:18:21

ディオール新回顧展、芸術とモードの融合を体験

ディオールの新たな回顧展が始まる



クリスチャン・ディオールの本店、30モンテーニュにある「ラ ギャラリー ディオール」で、芸術と記憶に捧げられた新しい回顧展が5月21日から始まります。この展覧会は、ディオールの約80年にわたる伝説を辿りつつ、現代におけるその意義を再考する催しです。

展覧会の内容



今回の回顧展では、オートクチュールの歴史において中心的な存在としてのディオールの役割が強調されます。約150点に渡るルックが展示され、オリジナルのスケッチやアーカイブ文書、さらには当時の写真なども公開されます。これにより、来場者はディオールの持つ文化的な遺産の豊かさを直接体感できるのです。

ムッシュ・ディオールは若き日から、さまざまな芸術家たちとの親交を深めてきました。彼の作品には、絵画、音楽、さらにはバレエなど、さまざまなアートのエッセンスが織り込まれています。本展の特筆すべきポイントは、ダンスに焦点を当てた部屋が新たに設けられることです。これにより、ディオールの創造性がどのように広がり、また後継者たちに影響を与えてきたかを伺い知ることができます。

ダンスの影響



1947年、友人のクリスチャン・ベラールからの依頼で、若き振付家ローラン・プティのバレエ『Treize Danses(13のダンス)』の衣装が手がけられました。この衣装はダンスの影響を受けたデザインの象徴的な例であり、今尚、観る者の心に強く訴えかけます。また、現ディオールのアートディレクターであるマリア・グラツィア・キウリも、2019年にシャロン・エヤル、ガイ・ベハールとのコラボレーションでバレエ衣装を手掛け、ダンスの美しさを感じさせる仕上がりとなりました。

展示の魅力



さらに、「Chambre aux merveilles(驚異の部屋)」と名付けられた博物陳列室も必見です。この部屋では、庭園の魅力や舞踏会の魔法をテーマにした作品が並び、ディオールの世界を体感することができます。自由なクリエイティビティから生まれた「ミス ディオール」プレタポルテ コレクションの美しさ、さらにディオールの魅惑的なフレグランス「ジャドール」の展示もあり、来場者はさまざまなテーマに沿ったディオールのアリュールに浸ることができるでしょう。

展覧会情報



「ラ ギャラリー ディオール」はパリの8区、フランソワ=プルミエ通り11番地に位置し、火曜日を除く毎日午前11時から午後7時まで開館しています。最終入場は午後5時30分までとなっています。この希少な機会をお見逃しなく、ぜひ足を運んでみてください。

お問合せ先: クリスチャン ディオール TEL: 0120-02-1947


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会社情報

会社名
クリスチャン・ディオール合同会社
住所
東京都千代田区平河町
電話番号

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