株式会社クラウドワークスが新たなマイルストーンを達成
2024年9月期、株式会社クラウドワークスはその生産性向上を目的とした3つのSaaS(Software as a Service)プロダクトを通じて、年間リカーリング収益(ARR)が総計10億円を突破したことを発表しました。この成果は、同社が展開するフリーランス業界最大級のプラットフォームに基づいたもので、注目を集めています。
3つのSaaSプロダクトとは
今回の成功は、以下の3つのSaaSプロダクトによるものです:
1.
生産性向上SaaS「クラウドログ」
クラウドログは従業員の工数を収集し、働き方を見える化するツールです。このサービスは2020年3月に開始され、2024年9月時点で850社以上が導入しています。特に、導入企業の約30%が従業員300名以上の大企業であり、働き方改革に貢献しています。彼らのミッションは「時間を記録し、未来を豊かに。」であり、生産性向上を促進しています。
クラウドログ詳細
2.
生成AIツール「クラウドワークス AI」
日本最大級の生成AIツールであるクラウドワークス AIは、ユーザーがキーワードを入力するだけで高クオリティの画像や記事を瞬時に生成できるサービスです。操作は非常に直感的で、AI技術に不安を抱える初めての利用者でも簡単に導入できます。
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クラウドワークス AI
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クラウドワークス AI for biz
3.
LINEマーケティングの「COMSBI」
このオールインワンプラットフォームは、LINEを活用したCRMを提供します。具体的には、会員登録や予約、決済などさまざまな機能をノーコードで提供できるため、多くの企業に利用されています。アカウント導入数は700を超え、98%の継続率を誇ります。
COMSBI詳細
今後の展望
クラウドワークスは、これらのSaaSサービスを通じて、企業の生産性向上に寄与していく考えです。特に、これまで収集してきたデータを活用し、顧客の課題解決のためのコンサルティングサービスを展開することで、さらなる成長を目指しています。
株式会社クラウドワークスについて
クラウドワークスは、「個のためのインフラになる」をミッションとし、フリーランス人材が中心となる人材エージェント事業やDXコンサルティングサービスを展開しています。2024年末時点で、ユーザー数は686.8万人、クライアント数は102.1万社に達し、政府機関を含む80以上の自治体が利用しています。
設立からの約10年で、クラウドワークスは急速に成長し、2022年には東証グロース市場に上場するなど、業界内での確固たる地位を築いてきました。
URL:
クラウドワークス公式サイト
まとめ
今回の10億円突破は、フリーランスの働き方改革と企業の生産性向上を同時に実現するための重要なステップです。今後のクラウドワークスの展開に注目です。