積水ハウスがアートの実証実験を開始
積水ハウスは、生活の中にアートを取り入れることによって得られる豊かさを探求するため、慶応義塾大学文学部の川畑秀明教授と共同で研究をスタートさせました。この研究は、アート鑑賞が心身にどのような影響を及ぼすのかについての知見を深めることを目指しています。特に、住まいにおけるアートの役割はまだ十分に探究されていないため、先駆けとなるこの取り組みが注目されています。
アートが心にもたらす影響を探る
今回の研究は、現代の「幸せ住まい」というビジョンを実現するための第一歩です。積水ハウスの理念に基づき、人生100年時代における新しい価値を提供することが目的です。「アートのある暮らし」に触れることが、我々の心と体をどれだけ豊かにするかという可能性を検証します。
この研究にあたり、初の実証実験イベントが開催されることになりました。イベントは2024年10月11日から13日の間、大阪の高島屋で行われます。このイベントでは、参加者はウェアラブル端末を装着し、アート鑑賞の前後でどのように生体データが変化するのかを観察します。
実証実験の詳細について
実験参加者は、アート鑑賞の前後での感情や体調の変化をウェアラブル端末を介して記録し、さらに鑑賞記録シートやアンケートを通じてその影響を分析されます。調査に参加することで、心身のウェルビーイングにおけるアートの重要性が明らかになることが期待されます。
定員は100名となっており、募集人数を超えた場合には抽選が行われます。また、参加者には謝礼として全国百貨店共通商品券が付与されます。これにより、参加者の意欲を高めつつ、多くのデータを集めることが可能になります。
アートと健康を結びつけた新しい試み
積水ハウスが主導するこのプロジェクトは、アートと健康の関係をしっかりとしたエビデンスに基づいて構築しようとするものです。川畑教授との共同研究により、今後も複数の調査や実験が行われ、アートが私たちの生活にどれほど寄与できるのかを探究していきます。
具体的には、アートが私たちの日常に及ぼす影響をより多角的に評価し、アートの価値を再認識することで、より豊かな生活を提案できるようになるでしょう。
「アートのある暮らし」の実現に向けた挑戦が始まりました。この研究を通じて得られた知見が、将来的には多くの人々の「幸せ住まい」の実現に貢献できることを期待しています。