IPFSとセレスの提携
2021-11-30 17:05:45

IPFS infinite JAPANと株式会社セレスが手を組み、未来のブロックチェーン事業を開拓

IPFS infinite JAPANとセレスの資本業務提携の詳細



2023年、IPFS infinite JAPAN株式会社と株式会社セレスが戦略的な資本業務提携を発表しました。この提携は、次世代の分散型データセンター事業やNFT関連事業を中心に、新たなビジネスチャンスを創出することを目的としています。

分散型データセンター事業とは



IPFS infinite JAPANは、東京都千代田区に位置する日本最大の分散型IPFSデータセンターを運営しています。現在、32PiB(ペタバイト)のデータを管理する能力を持ち、世界の約3600の事業者の中でもトップ150に入る事業者となっています。これにより、従来の集中管理型データセンターの限界を克服し、より安全なデータ保存手段を提供しています。

IPFSのメリット



IPFS(Interplanetary File System)を通じて、ユーザーはデータを暗号化し、複数のサーバーやデバイスに分散して保存することが可能です。このシステムの最も大きな特長は、データが特定の場所ではなく、その内容に基づいて参照される点です。これにより、障害に強く、セキュリティ上のリスクを軽減することができます。

セレスとの協業



一方、株式会社セレスはブロックチェーン関連事業やインターネットマーケティングにおいて多様な実績を持つ企業です。この提携により、両社は各自のノウハウを活かし、特にWeb3.0時代に見込まれる分散型データサービスやNFT(Non-Fungible Token)関連事業を強化・拡大させていく計画です。

NFTの重要性



NFTはデジタルアートや音楽データなど、さまざまなデジタルアセットを独自の価値を持つトークンとして扱う技術です。このトークンはブロックチェーンによって管理され、複製や改ざんができないため、著作権の問題を解決する手段としても期待されています。特に、IPFSとNFTの連携は、今後のデジタルアート市場において重要な役割を果たすと考えられています。

Web3.0時代の展望



この提携により、共同で新しい製品やサービスを開発していくことができます。特に、非中央集権的な方法でデータを管理する技術は、今後ますます重要性を増していくでしょう。IPFS infinite JAPANと株式会社セレスの協力によって、Web3.0時代の新たな道が切り開かれることが期待されています。

両社の目指すビジョンは、信頼性が高く、安全なインターネット環境の構築と、持続可能なビジネスモデルの確立にあります。今後の展開に目が離せません。

会社情報



株式会社セレス


  • - 代表者: 都木聡
  • - 所在地: 東京都世田谷区用賀
  • - 設立: 2005年1月28日
  • - 公式サイト

IPFS infinite JAPAN株式会社


  • - 代表者: 寺内一貴
  • - 所在地: 東京都千代田区神田練塀町
  • - 設立: 2021年5月14日
  • - 公式サイト

この提携によって両社は新しい挑戦を続け、ブロックチェーン技術への理解を深め、さらなるイノベーションを目指していきます。

会社情報

会社名
IPFSinfiniteJAPAN株式会社
住所
東京都千代田区神田練塀町3富士ソフト秋葉原ビル
電話番号

トピックス(IT)

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