株式会社Beyond AI、AI活用人材サービス『電脳派遣AI』を発表
株式会社Beyond AI(東京都、松本遼代表取締役)は、2025年7月に新たな人材提供サービス『電脳派遣AI』のローンチを発表しました。このサービスは、AI活用やシステム開発を内製化したい企業に向けて、実務経験を持つエンジニアやAI人材を月額15万円から確保できるというものです。
人材不足の現状
近年、国内IT人材の不足は深刻な問題となっています。経済産業省が試算したところによると、2030年には最大79万人のIT人材が不足すると見込まれており、この需要に応えることが求められています。また、生成AIの進化により、高度な技術力やAIリテラシーが求められる中、自社内でのAI内製化やPoC開発のニーズが急増しています。Beyond AIは、こうした背景を踏まえて、育成されたAI人材を国内企業の「準社員」として扱う新たなアプローチを始めることにしました。
AI導入が進んでいる業界
『電脳派遣AI』は、特に以下の業界での活用が期待されています。
- - 製造業
- - 医療・製薬
- - 金融・保険
- - 小売・EC・マーケティング
- - 物流・運輸
- - コールセンター・カスタマーサポート
- - 広告・メディア・クリエイティブ
今後、建設・不動産や教育・EdTech、農業・一次産業など、急速に成長が見込まれる業界でも、AI人材のニーズは高まると予測されています。
サービスの特徴
『電脳派遣AI』にはいくつかの大きな特徴があります。
1. 即戦力のAI・開発人材を最短5日で稼働開始
2. 業務内容とスキルに応じたカスタムアサイン
3. 完全英語対応、通訳サポートによる円滑なコミュニケーション
4. 生成AI活用や自動化ツール開発など、先端領域にも対応
5. 国内の人材と比較して最大3分の1のコストを実現
これにより、企業はコストを大幅に削減しつつ、必要な人材を迅速に確保できるようになります。具体的には、採用広告費や教育・研修費、社会保険、ノートPCやデスク、ボーナスなど、様々なコストをBeyond AIが負担します。
導入の流れ
サービスの導入は非常にスムーズで、以下の手順で行われます。
1. 必要人材の要件ヒアリング(スキル・経験・業務内容・予算)
2. 候補者の選定および履歴書の提出
3. Zoomでの面談(通訳付き可能)
4. 契約締結、業務のスタート(最短5営業日)
5. SlackやNotion等でのチーム連携、タスク共有
企業の課題解決に向けて
最終的に、『電脳派遣AI』は単なる人材提供サービスに留まらず、AIとDXを加速するために必要な「AIを使える人材」を提供し、企業の成長を支援します。急速に進化するAI時代において、Beyond AIは人材インフラとしての役割を果たすことを目指しています。今後、『電脳派遣AI』がどのように国内企業のAIプロジェクトに貢献していくのか、注目が集まります。