株式会社アーリーリフレクション、BIMSTOKを正式リリース
株式会社アーリーリフレクションが、インフラ施設の維持管理をDX(デジタルトランスフォーメーション)で進化させる新しいクラウドサービス『BIMSTOK』を正式にリリースしました。このシステムは、BIM(Building Information Modeling)およびCIM(Construction Information Modeling)を活用し、維持管理情報を一元的に管理することを可能にします。
BIMSTOKの特徴
BIMSTOKは、維持管理情報を設備ごとに時系列で整理し、必要な情報に瞬時にアクセスすることができるため、施設管理者の業務を大幅に効率化します。特に、設備の経時変化を直感的に可視化することで、正確な判断を支援します。
なぜBIMSTOKが必要なのか
インフラ施設の老朽化の問題
昨今、多くのインフラ施設が高度経済成長期に整備されたため、老朽化が深刻な問題となっています。維持管理情報が蓄積される中で、ライフサイクルコストの削減が求められており、その情報をより効果的に活用する必要があります。
現場の課題
維持管理の現場では、以下のような多くの課題があります。
- - 情報の整理に時間がかかる
- - 異常箇所の共有と対応状況の把握が難しい
- - 使用しやすいBIM/CIMソフトウェアがほとんどない
BIMSTOKは、こうした課題を解決するために開発されました。
BIMSTOKの業務効率化
1.
情報の一元管理
従来の維持管理書類は点在し、整理が難しかったのですが、BIMSTOKを使用することで、必要な維持管理情報を自動で設備軸に時系列表示します。
2.
安全性の向上
BIMSTOKは、個々の設備ごとに異常箇所を管理し、複数の異常を容易に比較できる機能を備えています。アラート表示機能も搭載されており、見落としや対応漏れを防ぐことが可能です。
3.
関係者間の情報共有
維持管理書類が分散していることで引き継ぎやノウハウの共有が難しいですが、BIMSTOKにより経時変化を容易に把握でき、担当者が変わってもスムーズな情報共有が可能です。
4.
効率的な情報共有
BIMSTOKは、BIM/CIMデータと維持管理情報を連携し、設計段階からの情報蓄積や維持管理情報の共有を効率化します。
今後の展望
今後、アーリーリフレクションは他のシステムとの情報連携や、AIによる予測機能の追加を予定しています。そうした機能拡充により、BIMSTOKはさらに進化し、業務のDX化を推進していくことでしょう。
ユーザーからのフィードバック
すでにBIMSTOKを使用しているユーザーからは、資料整理の効率化や安全管理の向上が実感されているという声が寄せられています。
株式会社アーリーリフレクションについて
アーリーリフレクションは、システム開発とデータサイエンスを通じてビジネスの革新を支えている企業です。エンタープライズDXの分野でも多くの実績を誇っています。
BIMSTOKの詳細やお試し利用については、公式サイトからお問い合わせください。