最近、日本の米軍基地問題が沖縄での現状としてクローズアップされる中で、私たちが理解を深めるためには、現地の声を聞くことが重要です。今回は、大阪弁護士会が主催するウェビナーについてご紹介します。
ウェビナーは、2021年1月16日(土)の14:00から16:30に開催されますが、対面での視聴はできず、Web配信のみです。具体的なスケジュールは以下のようになっています。
【第1部】では、辺野古および普天間基地の現地リポートが行われます。この部分では、大阪弁護士会憲法問題特別委員会の弁護士が現地を取材した結果を映像で紹介し、最新の状況をお伝えします。報告を行うのは、副委員長の弁護士中平史氏、委員の弁護士松田真紀氏、上林惠理子氏の3名です。
次に【第2部】では、沖縄の現地で取材を続ける沖縄タイムスの新聞記者、阿部岳氏を講師に招いて基調報告を行います。彼の視点から見た沖縄の米軍基地問題について深い理解を得ることができるでしょう。
最後に【第3部】では、これまでの報告をもとにパネルディスカッションを行います。パネリストには沖縄弁護士会憲法問題委員会委員長の高木吉朗氏と、再び阿部岳氏が出席し、コーディネーターには大阪弁護士会憲法問題特別委員会の委員長である弁護士 西 晃氏が務めます。ここでは、沖縄の基地問題と日本国憲法の関係についての議論が行われ、理解を深めることが期待されます。
このウェビナーへの参加は無料ですが、視聴を希望する方は事前に申し込む必要があります。申し込みは、大阪弁護士会の公式ホームページのイベントページから行うことができます。具体的には、以下のリンクからアクセスしてください。
大阪弁護士会ホームページイベントページ
なお、Zoomを利用して参加する際は、事前にZoomの利用規約を確認し、同意の上で参加してください。参加の際には名前とメールアドレスの入力が求められます。また、パソコンやスマートフォンから参加が可能ですが、最新版のZoomデスクトップクライアントまたはモバイルアプリのインストールが必要です。
次に、特に留意すべき誓約事項がいくつかあります。配信された動画の複製や保存、第三者への共有は厳禁ですので、細心の注意を払って視聴してください。万が一、規約に違反した場合は、配信に関する責任を大阪弁護士会に対して一切問わないことを誓約する必要があります。
この機会に沖縄の米軍基地問題を学び、私たちの理解を深めることができればと思っています。皆様の参加をお待ちしています。