新たなエネルギー活用のスタート
データセンターにおける廃熱の有効活用を図るため、株式会社アット東京と株式会社elleThermoが共同で実施した実証実験が大きな成果を上げました。この実験では、データセンター内で発生する廃熱を利用し、電力を生成する技術が実証され、今後の再生可能エネルギーの可能性を広げることが期待されています。
実証実験の詳細
アット東京が運営するデータセンター中央センター(CC1)および中央第2センター(CC2)において、elleThermoの「半導体増感型熱利用発電素子(STC)」を用いた発電の検証が行われました。このプロジェクトは、データセンターの廃熱を利用し、熱エネルギーを電力に変換して二次電池に充電することを目的としています。
実験では、データセンターの機械室や空調機械室のホットアイル及びUPS室にSTCが設置され、サーバーから発生する温度が30℃後半から40℃を超える廃熱を活用しました。その結果、全ての設置箇所で発電が成功し、電力の供給が確認されたのです。
環境への貢献
この実証実験は、データセンター内の廃熱を新たな電力源として活用する可能性を示しました。アット東京とelleThermoは、今後もデータセンターにおけるエネルギー効率の向上や環境負荷の低減に努め、持続可能な社会の実現を目指します。
特に、STC技術は低温度の熱からでも直接発電が可能であり、家庭や産業への幅広い応用が期待されています。これにより、未利用エネルギーの活用が進むことで、さらなる省エネルギーと環境保護につながるでしょう。
企業の紹介
株式会社アット東京
本社:東京都江東区豊洲5-6-36
代表者:代表取締役社長泉田達也
事業内容:データセンター事業
コーポレートサイト:
アット東京
株式会社elleThermo
本社:東京都港区芝浦三丁目3-6
代表者:代表取締役生方祥子
事業内容:STCを用いた電力供給システムの社会実装
コーポレートサイト:
elleThermo
実証実験の成功により、データセンターの運用がますます効率的かつ持続可能なものになることが期待され、今後の進展に注目が集まります。