アテンダーの魅力
2018-12-26 19:00:01
新たな旅の形「アテンダー」で地方活性化を目指す旅行プランシェアサービス
「アテンダー」新たな旅の可能性
「行く旅行」から「繋がる旅行」へ。旅行プランシェアサービス「アテンダー」が、2019年初頭にα版をリリースすることを発表しました。このサービスは、旅行する人(トラベラー)と、独自の旅行プランや現地でのサービスを提供する人(アテンダー)をつなぐCtoCのマッチングプラットフォームです。ここでは、アテンダーの魅力と今後の展望についてご紹介します。
サービスの概要
「アテンダー」は、トラベラーが市販のガイドブックやインターネットだけでは得られない、新たな体験を求めている中、独自の旅行プランを持ったアテンダーを見つけることができるサービスです。アテンダーは、自分の知識や経験を元に考案したツアーを登録し、それに興味を持ったトラベラーが申し込むことで、旅行のマッチングが成立します。旅行後には、トラベラーに報酬が支払われる仕組みとなっています。
このサービスは、特に地域の魅力を伝えたいというアテンダーの情熱に基づいており、例えば沖縄県の地元に住む人々が持つ知識を全国の旅行者と共有し、地方の活性化を目指しています。このようにして、地方の美しい風景や文化、食をより多くの人に知ってもらうことができるのです。
地方活性化への想い
このサービスを開発した代表取締役の宮城浩氏は、実際に沖縄のマンゴー農園を訪れた際、地元の人々がその魅力を発信しようとする姿に触発されました。「地方には本当に素晴らしい魅力がたくさんあるのに、それが埋もれてしまっている現実を知りました。もっと多くの人に地方の魅力を体験してもらい、旅を通して地域経済を活性化していきたい」と彼は語ります。
彼の言葉からは、旅行がただの観光地巡りではなく、人との接続を大切にする新しい形への挑戦が感じられます。
期待されるβ版のリリース
クラウドファンディングも成功裏に実施され、142人の支援者からの寄付により、アテンダーの開発資金は目標を上回る金額を達成しました。この支援者はα版の利用が可能で、利用手数料が無料となる特典がつきます。さらに、旅行に使えるポイントも付与され、資金の支援を通じてトラベラーとアテンダー間の情報交換が積極的に行われています。
宮城氏は、サービスの正式リリースに向けて「現在の旅行は、単に訪れる場所ではなく、出会う人との関係を大切にする時代になってきました。SNSやテクノロジーの進化により、旅行の価値観が変わりつつある中で、アテンダーのサービスもその一翼を担っていきたい」と意気込みを述べています。アテンダーはまずはα版でのフィードバックを元に、β版を開発し、2019年春頃には正式にサービスをスタートさせる計画です。
「アテンダー」は、久しぶりの旅行の形を提供し、旅好きの心を再燃させることを目指します。これにより、多くの人々が新しい旅行体験を通じて、地域の魅力を楽しむきっかけを提供できると期待されています。旅行が自己満足ではなく、地域の発展へつながる新しい挑戦に、今後も目が離せません。
会社情報
- 会社名
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株式会社FromTo
- 住所
- 東京都新宿区西新宿三丁目3番13号 西新宿水間ビル6階
- 電話番号
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