月経症状研究の開始
2024-09-24 20:34:21

テックドクターとあすか製薬が月経症状研究を開始、ヘルスケアアプリ活用で女性の健康をサポート

テックドクターとあすか製薬が共同研究を開始



株式会社テックドクター(代表取締役:湊 和修、本社:東京都中央区)とあすか製薬株式会社(代表取締役:山口 惣大、本社:東京都港区)は、ヘルスケアアプリ『4MOON』を介して月経に関連する症状についての共同研究を発表しました。この研究は、ウェアラブルデバイスを用いて収集されたデータを基にしており、月経に伴う身体的および心理的な症状を正確に把握することを目指しています。

背景と研究の必要性


月経は多くの女性にとって生理的なプロセスですが、その影響は計り知れません。実際、70%以上の女性が月経に伴う何らかの不調を感じているとの研究結果もあり、その中で月経困難症は特に大きな問題として認識されています。強い痛みや不快感が日常生活や仕事に影響を及ぼすことで、生活の質が低下してしまうことも多いです。

そのため、テックドクターとあすか製薬はこの深刻な課題に対して、ウェアラブルデバイスで収集した運動や睡眠、脈拍などのデータを活用し、それらをもとに症状の実態を解析することにしました。これにより、月経に伴う不調の重症度を定量的に評価し、患者に対して適切な治療法を提供する助けとする方針です。

研究の具体的な内容


本研究は、あすか製薬との提携のもと、ヘルスケアアプリ『4MOON』の利用者を対象としています。アプリのユーザーから協力者を募り、ウェアラブルデバイスの装着とアンケートへの回答を依頼する形で進められます。このデータを基に、月経に関連する様々な症状が日常生活に与える影響を客観的に把握します。

主なデータ収集項目には、痛みの度合いや発生頻度、気分の変化などが含まれ、これにより個々の症状が日々の生活にどのような影響をもたらしているかを探る予定です。これらのデータは、今後の治療や生活の質向上に貢献するための重要な基盤となります。

今後の目標


この共同研究の成果を通じて、月経に伴う症状に対する理解を深め、さらにデジタルバイオマーカーの開発に繋げていく考えです。これにより、疾患のリスク評価や治療の個別化が進むことで、より多くの女性が健康を保ちながら生活する手助けとなることが期待されます。

企業の理念


あすか製薬は、1920年の創立以来、「先端の創薬を通じて、人々の健康と明日の医療に貢献する」という理念のもと、内科や産婦人科、泌尿器科などの分野で新薬開発に取り組んできました。テックドクターは、デジタルバイオマーカーを通じて健康の向上を目指していることから、両者の協力は非常に意味があります。

この共同研究は女性の健康課題を解決するための第一歩として、各社の専門性を生かした取り組みが期待されます。今後の進展に注目が集まることでしょう。

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テックドクターとあすか製薬の企業情報




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会社情報

会社名
株式会社テックドクター
住所
東京都中央区京橋二丁目2番1号京橋エドグラン 4F
電話番号

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