後発組のための蓄電池システム導入セミナー:安全対策と規格活用がカギ!
近年、再生可能エネルギーの普及に伴い、世界中で蓄電池システムの導入が進んでいます。日本も産業用途では先行していましたが、電力系統用途では後発組となっています。しかし、再生可能エネルギーの出力抑制問題やカーボンニュートラル達成に向けた電力系統整備の必要性から、電力系統用蓄電池の導入ニーズが高まっています。
一方で、韓国や米国では、蓄電池システムの導入ラッシュに伴い、火災事故が頻発している現状があります。日本では、2024年3月に鹿児島県で太陽光発電併設大型蓄電池システムの火災が発生し、消防士4名が負傷する事故も発生しました。
こうした状況を受け、蓄電池システムの安全対策は喫緊の課題となっています。本セミナーでは、東京電力ホールディングス株式会社の田代洋一郎氏を講師に迎え、蓄電池システムの設計、設置、運用における安全対策について、海外の火災事故事例を交えながら解説します。
セミナーで得られる知識・情報
世界の蓄電池システム火災事故事例とその特徴
事故対策の最新動向(設計、設置、運用)
蓄電池システムのライフサイクル全体におけるIEC/JIS規格の活用方法
セミナーの内容
1. 世界の火災事故事例(2018-2023年):海外での事故発生状況と特徴を具体的に解説します。
2. 事故事例から学ぶ蓄電池火災の特徴:事故原因分析に基づき、火災発生メカニズムを詳しく説明します。
3. 世界の事故対策動向(設計、設置、運用):海外における安全対策の取り組み状況を紹介します。
4. ライフサイクルでのIEC/JISの活用:設計、設置、運用における規格の活用方法を具体的に解説します。
5. まとめ:蓄電池システム導入における安全対策の重要性を改めて強調します。
6. 関連質疑応答:講師への質問を通して、疑問点を解消できます。
7. 名刺交換・交流会:参加者同士のネットワーク形成や情報交換の場を設けます。
本セミナーが役立つ人
蓄電池システム導入を検討している企業担当者
蓄電池システムの安全対策に関わる技術者
電力会社やエネルギー関連企業の担当者
* 蓄電池システムの最新情報に関心のある方
セミナー詳細
開催日時: 2024年8月7日(水) 13:30 - 15:30
開催場所: 会場受講、ライブ配信、アーカイブ配信
受講料: 1名 33,640円(税込)、2名以降 28,640円(社内・関連会社で同時お申し込みの場合)
お申し込み: JPIセミナーウェブサイト
講師
田代 洋一郎 氏
東京電力ホールディングス株式会社
エリアエネルギーイノベーション事業室
兼 経営技術戦略研究所(TRI)経営戦略調査室
スペシャリスト(蓄電池活用)
JPI(日本計画研究所)について
「政」「官」「民」の知の懸け橋として、国家政策やナショナルプロジェクトの実現を支援しています。半世紀にわたって、幹部・上級管理職向けのセミナーを提供し、国家知の創造に貢献しています。