TISIが新サービスを発表
TISインテックグループのTISI株式会社は、EC事業者向けに新たなサービスを2026年8月4日より提供開始することを発表しました。この「ECリスク対策設計・運用支援サービス」は、EC取引における不正リスクを可視化し、分析や対策設計からその運用までを一貫してサポートすることを目的としています。
不正リスクの可視化とその背景
近年のEC市場では不正手口が絶えず進化し、企業はその対策に苦慮しています。2024年度には不正被害の額が過去最高に達する見込みで、不正行為はまだまだ根強い問題です。このような状況を受け、2025年にはクレジット取引セキュリティ対策協議会からは3Dセキュアの導入を求めるガイドラインが発表されました。しかし単に不正対策を導入するだけでは、適切な運用や継続的な分析が不十分であるケースが多く、結果として売上の機会損失が生まれることが懸念されています。TISIはこの課題に応えるべく、UD内容を踏まえた新サービスを展開することを決定しました。
新サービスの特長
このサービスの特長は以下の通りです。
1.
売上に与える影響を定量的に分析 - 不正対策がいかに売上に影響を及ぼしているかを具体的に見ることができます。過剰な制御による売上機会損失のリスクを回避するため、セキュリティ対策ツールに依存している障害や正常な取引のデータを詳細に分析します。
2.
全体最適のアプローチ - 現行の状況を分析し、戦略を立てるだけでなく、運用設計や業務フローの整備、さらにはシステム改善も行います。これにより、現場で実際に機能する不正対策の実現を目指します。
3.
ニーズに応じた柔軟なサービス - TISIは米国のAccertify, Inc.とのリセラー契約を結び、同社の不正検知ソリューションを活用することで、EC事業者それぞれのニーズに合わせたサービス提供が可能になります。
提供価格と今後の展望
提供価格は要件に応じて個別に見積もりを行います。また、EC事業者がこの新サービスを利用することで、さらなる業務改善や安定された運用体制の構築が期待されています。これまでTISIが旅行業界において培った不正対策のノウハウを応用し、より広範囲な事業者へのサービス展開を計画しています。
今後もTISIは経済産業省の調査に基づくEC市場の拡大を見据え、幅広い事業者を支える施策を推進していくことで、円滑なEC取引環境の提供を目指しています。
会社概要
TISI株式会社は金融や製造、流通など様々な業種でのノウハウを生かして、EC事業者のサポートを行う企業です。持続可能な社会実現に向け、テクノロジーを駆使した革新的なサービスを展開しています。