水稲AI画像診断ソリューションの進化
株式会社NTTデータCCSが提供する水稲AI画像診断ソリューション「Growth eye Board®」に、業界期待の新機能が登場しました。この機能は、スマートフォン用のアプリ「レイミーのAI病害虫雑草診断」との連携を実現します。2026年5月27日から、この連携機能の提供が始まり、全国の農業生産者や営農支援組織にとって、さらなる生育状況の把握と効果的な対策が可能となることでしょう。
連携機能の背景
最近、気候変動や日照不足などの影響で、水稲の品質や収量の管理がますます難しくなってきています。このような背景から、営農支援組織では生育状況をリアルタイムで把握し、病害虫や雑草が発生した際に迅速に対応する必要があります。「Growth eye Board」は、すでに水稲の生育データをAI解析によって可視化しており、従来の「Growth eye Field®」アプリと連携して、圃場管理を支援してきた実績があります。
一方で、「レイミーのAI病害虫雑草診断」アプリは、スマートフォンで撮影した画像から解析を行い、病害虫や雑草の発生を診断できる優れたサービスです。この2つのサービスの連携は、水稲の生育状況と病害虫・雑草の発生を同一プラットフォームで確認できるようになり、営農支援のスピードが向上することが期待されています。
新機能の特長
1. 病害虫・雑草の診断結果を可視化
「レイミーのAI病害虫雑草診断」で得られた診断結果は、Growth eye Board上で確認可能になります。生育診断とともに、圃場の総合的な状態を把握できるようになり、営農計画の質が向上します。
2. 撮影場所の位置情報表示
撮影された画像の位置情報を地図上に表示し、どの場所で特定の病害虫や雑草が発生しているのかを一目で把握できます。これにより、生産者は迅速に効果的な対策を講じることができます。
3. メモの条件別検索機能
「レイミー」で蓄積された情報は、Growth eye Board上で特定の条件を指定して検索できるため、過去の発生傾向を分析し、適切な防除計画を立案する助けとなります。
Growth eye Board®の役割
「Growth eye Board」は、スマートフォンを利用して収集した水稲の生育データをAIが解析し、圃場ごとの状況を地図上で視覚的に表現します。これにより、生育状況に応じた適切な管理判断や対策をサポートする重要なソリューションとなっています。
日本農薬株式会社の取り組み
日本農薬は1928年に創立され、農薬を中心とした研究開発や製造・販売を行っています。最近では、この「レイミーのAI病害虫雑草診断」アプリを通じて、スマート農業の分野にも積極的に取り組んでおり、AI技術を駆使したサービスを提供しています。
NTTデータCCSの理念
株式会社NTTデータCCSは、幅広い分野でITサービスを展開してきた実績を持ち、技術を通じて顧客の理想を実現することを目指しています。今回の連携により、農業分野におけるイノベーションを推進し、今後も農業の未来を変える力強いサポートを提供していくことでしょう。
このように、両社の技術を活用した新たな取り組みが、農業の現場での意思決定を迅速化し、持続可能な営農が可能な環境を整える手助けとなることを期待しています。業界の今後の展開に目が離せません。