木材特化型AIアシスタント「ローレル」の誕生
2026年5月26日、東京都渋谷区に位置するGoogle for Startups Campusにて、期待の新技術「木材特化型AIアシスタント ローレル」の限定提供を記念する特別イベントが開催されました。このイベントは、株式会社森未来が主催し、空間デザインの分野におけるAIの活用可能性を探求する貴重な機会となりました。
登壇者は、森未来の代表取締役 浅野純平氏をはじめ、クリエイティブフェローの鈴木恵千代氏と、ジェットデザインの上野鐵也氏など、業界で活躍するクリエイターたちが勢ぞろい。彼らは、実際のデザイン現場でのAIの導入と、その意義について熱い議論を交わしました。
AIアシスタント「ローレル」とは
「ローレル」は、設計者やデザイナーが効率的に木材の選定と調達を行えるように設計されたAIチャットサービスです。近年、建築業界では持続可能な木材利用が求められていますが、情報が散在しているために適切な選定が難しい状況です。
そこで、「SHIN-MIRAI DataBase」と呼ばれる独自の木材データベースが開発されました。これは、1万点以上の内装材と幅広い実務データを構造化したものです。ローレルは、このデータベースを活用し、膨大な情報整理にかかる時間と労力を大幅に削減し、迅速で確実な意思決定を支援します。
イベントのハイライト
はじめに、浅野氏が「ローレル」の背景と目的を説明しました。続いて、トークセッションではAIとデザインの融合について議論が行われました。上野氏は、自分のデザインプロセスでAIをどのように使い分け、創造性を維持しているかを共有しました。また、AIはデザイナーの思考を深めるためのサポート役として機能することが重要であると強調しました。
鈴木氏からは、デジタル表現に挑む独自のスケッチ技法が語られ、AIとデジタル技術が進化する中でも、デザイナーの持つ感覚や判断力の重要性は変わらないとの意見が述べられました。スケッチを通じて自らの考えを深め、クリエイティビティを高めるプロセスが、AIには十分に制御できないことが次第に明らかになりました。
イベントの振り返りと今後の展望
イベントはハイブリッド形式で行われ、参加者は限られた席数の中でリアルタイムにこの新しい技術との出会いを楽しむことができました。オンライン視聴者も含めると150名を超える多くの参加者がこの機会を利用しました。
参加者からの熱心なフィードバックを受け、森未来は、今後も「ローレル」の機能を強化し続ける予定です。次回の正式版リリースに向けての期待も高まり、より多くのデザインプロセスにAIが組み込まれていくことが期待されます。このイベントのアーカイブはYouTubeでの限定配信が行われ、視聴者は後日自宅で内容を振り返ることが可能です。
特別な機会を見逃した方へ
イベントに参加できなかった方々に向けて、見逃し動画が6月29日から配信されます。これにより、AIとの新しい関わり方や木材特化型AIが持つ可能性について改めて理解を深めることができるでしょう。興味のある方はぜひ視聴予約を行い、この新たな動きを体験してみてください。
会社情報
株式会社森未来は、「Sustainable Forest」をミッションとして掲げ、今後も森林や木材に関するITビジネスを展開していきます。最新情報は公式サイトをご覧ください。