フロッグ、AI編集アシスタント「StoryHub」で記事作成時間を短縮

フロッグが「StoryHub」を導入した理由

株式会社フロッグが、オールインワンAI編集アシスタント「StoryHub」を導入しました。この取り組みは、同社が抱えていた記事制作の効率化を目的としており、具体的には記事作成に必要な時間を大幅に短縮することが期待されています。

フロッグは求人ビッグデータ事業を中心に、営業リストや市場分析ツールを提供しており、運営中のWebメディア「HRog」は人材業界の最新ニュースを発信しています。しかし、編集部メンバーの異動や他業務の兼任により、限られた人材での運営が続き、また外部ライターへの依頼でも準備に手間がかかるという課題を抱えていました。このような背景から、フロッグは「StoryHub」の導入に踏み切ったのです。

StoryHubの導入による効果

「StoryHub」の導入により、記事制作にかかる工程の約70%をAIが自動化できるようになりました。具体的には、文字起こしの整理や構成案の作成などがAIによって効率的に進められるため、編集部員は残りの30%である仕上げや個々のメディアの特色を反映させる作業に注力できるようになります。
これなれば、記事1本あたりの制作時間が最大で1/3に短縮され、コスト面でも外部委託の削減が実現したといいます。

導入後、フロッグのHRog編集部では、取材依頼に柔軟に応じる体制も整いつつあります。AIを活用することで、リソース不足問題を解決し、メディアの運営体制を強化しています。さらに、社内ではこのAI編集アシスタントに「とりっぴー」という愛称がつくほど定着し、チームの新たなパートナーとして重要な役割を果たしています。

今後の展望

今後、フロッグでは「StoryHub」の「レシピ機能」を活用し、さらなる記事品質の向上を目指すとともに、自社の持つビッグデータを利用した新しい形式のコンテンツ制作にも挑戦する意向です。これにより、より質の高い情報を提供し続けることを目指しています。導入プロセスについては、導入インタビュー記事も公開されていますので、ぜひ合わせてご覧ください。

導入事例記事はこちら